平成25年5月21日横浜市内保育施設視察
平成25年5月21日、安倍総理は、神奈川県横浜市の保育施設を2ヶ所視察しました。
横浜市の認定を受けた横浜保育室に到着した安倍総理は、概況の説明を受け、意見交換を行った後、子供達が栄養士から食育を学ぶ様子を視察しました。
安倍総理は意見交換の中で次のように述べました。
「もともと大変、横浜市は待機児童が多かった場所で、各地域もまだそうなんですよね。それ(待機児童をゼロにすること)は、なかなか無理なんじゃないかと思っているところも多いんですが、まさに、横浜はやればできるということを示していただいたと思っています。
安倍政権においても待機児童解消加速化プランを早く進めて、5年以内に、日本全体で横浜みたいにゼロにしたいと思っております。そのためには、横浜の取組みを、横に展開をしていくという方針で、来年まで1年間で、(保育の受け皿を)20万人にして、さらに40万人にして解消していこうと思っています。認定外だけれど認定を目指して頑張っているところをしっかりと応援をしていく。」
その後、民間の鉄道会社が運営する認可保育園に移動し、「保育または保育園」というテーマで意見交換が行われた後、保育状況を視察しました。
安倍総理は意見交換の中で次のように述べました。
「安倍政権としては、子育てを全面的に支援をしていきたいと思います。女性の皆さん、男性の皆さんもそうなんですが、子育てと仕事が両立をする社会を作っていく。このケースのように、今まで、経験のなかった民間会社にも、積極的に参加をしていただくということが絶対に不可欠なんだろうと思います。
民間会社がこうした分野に参入するというと、いろんな議論があるわけですが、しっかりとした経営主体で、高い志を持っていれば、むしろニーズに合う、ニーズをしっかりと受け止めて対応していくということは、サービスの面でも、優れているという面もあるのではないかと思います。」