平成25年8月1日青年海外協力隊を激励する会
平成25年8月1日、安倍総理は総理大臣官邸で、「青年海外協力隊を激励する会」を開催しました。
安倍総理は冒頭のあいさつの中で、次のように述べました。
「青年海外協力隊の皆さんに対し、遠く祖国を離れた数多くの途上国において、厳しい環境の下、現地の方々と共に額に汗を流しながら、様々な支援に携わってこられたことに、心から感謝を申し上げます。
6月に横浜で開催されたTICADVでは、多くのアフリカの首脳から直接、青年海外協力隊の活動に対する感謝の声が寄せられました。
私はTICADVの開会式において、青年海外協力隊の皆さんは、日本外交の宝であると申し上げました。アフリカの首脳が、そのことを雄弁に物語ってくれました。
アフリカだけではありません。アジア、中南米、中東、大洋州、欧州の多くの開発途上国において、献身的な活動をされている皆さんの仲間に対し、各国の指導者から草の根の人々に至るまで、あらゆるレベルで感謝の声が寄せられています。
青年海外協力隊の派遣が開始されてから半世紀となりますが、この間、約4万人の日本の若者が世界各地の開発途上国で汗を流し、現地の方々との温かく確かな関係を築いてきました。今この瞬間にも1500人以上の日本の若者が、我が国と諸外国の間で、文字通り架け橋として活躍しています。
本日は、2年間の任期を終えて、この1年に帰国された約1100名の隊員のうち、90名の隊員の皆様にご参加いただいていますが、2年間に亘る活動の中では、隊員お一人お一人にそれぞれ語り尽くせぬ程の苦労や葛藤、そしてそれを越えた喜びや発見、そして感動があったと思います。
我が国へ寄せられる世界の信頼、また東日本大震災の際に世界中から寄せられた支援と共感の表明は、青年海外協力隊の皆さんが、任国の人々とともに考え、ともに働き、信頼と友情の絆を世界中に築き上げてこられたことが大きく寄与していると思います。
皆さんの貢献を世界各国との強固な友好関係の礎とし、政府としても、JICAと一層緊密に連携し、更に日本の国益に適うODAの戦略的・効果的活用に努めてまいります。
青年海外協力隊員のお一人お一人が、これまでの経験を通じて得た豊かな素養を今後の人生において、大きな糧としてさらにご活躍されることを祈念致します。」

