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平成26年7月24日クラークUNDP総裁による表敬及びUNDP2014年人間開発報告書国際公式発表

  • 挨拶する安倍総理
  • クラークUNDP総裁による表敬
挨拶する安倍総理 クラークUNDP総裁による表敬

 平成26年7月24日、安倍総理は、国際連合大学本部で国連開発計画(UNDP)のヘレン・クラーク総裁による表敬を受けました。

 その後、UNDP2014年人間開発報告書の国際公式発表に出席し、挨拶で次のように述べました。

 「本日は、UNDPが発行する2014年「人間開発報告書」の国際公式発表を日本で開催できることを光栄に思います。
 今回の報告書のテーマは「強靱性」の構築です。
 日本は、強靱な社会を構築するために、UNDPを始めとする国際機関、そして、国際社会と連携して、積極的に貢献していく決意であります。
 災害や紛争は、人命や長年の開発成果を一瞬で奪いかねません。災害や紛争に強い社会を構築するためには、人間一人一人を大切にし、その保護と能力強化を図る、人間の安全保障の理念が必要です。
 人間の安全保障の理念は、1994年「人間開発報告書」で初めて提唱されました。この理念に基づき、日本は脆弱な人々を保護し、個人やコミュニティの能力強化を通じた社会づくり、国づくりに協力してまいりました。
 ミレニアム開発目標の期限である2015年はもう目の前です。ミレニアム開発目標以後の開発をどのように進めていくのか、国際社会においてポスト2015年開発アジェンダの議論が活発化しています。
 我々は、ミレニアム開発目標の達成に向けた努力を加速しなければなりません。また、ポスト2015年開発アジェンダにおいて、人間の安全保障を指導理念とし、包摂性、持続可能性、そして強靱性を備えた社会の実現を目指していかなければなりません。
 特に防災は、強靱な社会を構築するうえで欠くことができません。自然災害は一瞬にして尊い命を奪い、膨大な経済的損失をもたらし、人々の暮らしに深刻な影響を及ぼします。
 東日本大震災の際に、世界各国から寄せられた温かい支援と励ましに恩返ししていくためにも、我が国は、防災分野で随一の実績を有するUNDPと連携し、この分野でリーダーシップを発揮してまいります。
 我が国は、来年3月に仙台で第3回国連防災世界会議を主催します。日本の防災の経験や教訓、また、防災技術やシステムを、世界と共有していく考えであります。
 また、「新たな創造と可能性の地」として未来に向かって進む東北の復興の姿を、世界のモデルとして発信できるよう、復興を加速させてまいります。
 御列席の皆様、社会全体が活気に満ち、成長していくためには、女性のエンパワーメントが不可欠です。
 私は、「女性が輝く社会」を、日本のみならず、世界中で創り出していくため、女性のエンパワーメントに積極的に取り組んでいきます。
 今年9月には、「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」を日本で開催します。我が国は、市民社会を含めた国際社会やUNDPを含む国際機関との協力を強化し、この課題に関して、我が国が国際的にリーダーシップを発揮していきます。
 最後に、今回の人間開発報告書の制作には、田中JICA理事長がアドバイザリーパネルのメンバーとして協力していただきました。
 日本が持つ知見や技術を最大限に活用し、強靱な社会の構築に向けて国際社会の努力を主導する決意を改めて表明いたしまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。」

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