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首相官邸 Prime Minister of Japan and His Cabinet
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平成26年7月18日「海の日」を迎えるに当たっての内閣総理大臣メッセージ

 日本は、四方を海に囲まれた「海洋国家」です。我が国は、古来から、豊かな水産物等の海の恵みを得、また、資源に乏しい我が国としては、エネルギー資源や食料など、たくさんの生活物資を海を通じて確保しています。

 我が国は古来より海を愛し、海に守られ発展を遂げてきた国です。海上交通の安全を確保し、領海と排他的経済水域等での海洋権益を守り、法の支配に基づく「開かれ安定した海洋」を次世代に引き継ぐことに真っ向から取り組んでいかなくてはいけません。人類の海を法の支配が貫徹する公共財として保ち続けることこそが、世界に共通する利益なのです。

 この広い海からもたらされる資源は、日本の未来を切り拓く、大きな可能性を秘めています。特に、近年、エネルギー・鉱物資源に対する需要が世界的に拡大している中で、我が国においてもメタンハイドレート等の国産の海洋資源開発が進展しております。新たな海洋の役割はこれまで以上に重要となってきました。

 このような観点から、本年7月4日、「大陸棚の延長に向けた今後の取組方針」を政府として決定し、国連海洋法条約の規定に基づき、我が国が天然資源の探査・開発を行うための主権的権利が及ぶ大陸棚を延長することとしました。今後も、我が国の海洋を活用して、海洋産業をはじめとする多様な経済活動を推進するべく、海域管理に積極的に取り組んでまいります。

 また、海域の利用に当たっては、気候変動等の全地球的課題の解決に積極的に取り組み、開発と環境保全の調和を図らなければなりません。そのためにも、海洋及びその環境に関する教育や人材の育成の充実を図り、国民の皆様ひとりひとりが海洋及びその環境に対する深い理解と関心を持っていただくことが必要です。

 私は「海の日」が国民の皆様にとって、海に親しみ、海の恩恵に感謝し、海を通して我が国の未来に思いを馳せる機会となることを切に希望いたします。

 

平成26年7月18日
内閣総理大臣・総合海洋政策本部長 安倍晋三

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