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首相官邸 Prime Minister of Japan and His Cabinet
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平成25年6月23日沖縄全戦没者追悼式 総理あいさつ

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 平成二十五年・沖縄全戦没者追悼式に臨み、沖縄戦に斃れた人々の御霊に向かい、謹んで哀悼の誠を捧げます。
 我が国の暦には、格別の意味をもつ日付があります。老いも、若きも、静かに目を閉じて、私たちが、どこから来たかを振り返り、自らに問う日であります。
 今日は、そうした大切な日です。沖縄で失われた、二十万人もの尊い命、痛ましい犠牲、筆舌に尽くし難い苦難の歴史を経て、今を生きる私たちがあること、平和と、安全と、自由と、繁栄を、享受していることを、改めて、噛みしめる日であります。
 沖縄の人々に刻み込まれた心の傷は、あまりにも深く、後の世に生を受けた者が、その痛みを分かち合えると思うことは、不遜でありましょう。しかし、より深く理解し、常に思いを致す。そうあり続けなければなりません。
 私はいま、沖縄戦から六十八年を迎えた本日、全国民とともに、瞼を閉じて、紅蓮の炎に苦しめられた人々を想い、沖縄が忍んだ犠牲、人々が流した血や、涙が、自分たちを今日あらしめていることを深く胸に刻んで、静かに頭を垂れたいと思います。
 その上で、これまで沖縄の人々がしてきたように、私たちの祖父母、父母たちがしてきたように、戦争を憎み、平和を築く努力を惜しまぬ国民として、また明日から、未来に光明を求める歩みを、始めなくてはならないのだと思います。
 アジアの玄関口に位置する沖縄は、大いなる優位性と、限りない潜在力をもっています。沖縄の振興は、国が進める政策の重要な柱です。沖縄の発展は、日本の将来を牽引するものであると確信しており、私が、先頭に立って、沖縄の振興を、総合的、戦略的に推し進めて参ります。
 申すまでもなく、米軍基地の集中が、今なお沖縄県民の大きな負担となっています。沖縄の負担を少しでも軽くするよう、全力を尽くすことを、ここに改めて誓います。
 結びに、この地に眠る御霊の安らかならんこと、ご遺族の方々の御多幸を、心からお祈りし、私の挨拶といたします。

平成二十五年六月二十三日

 内閣総理大臣 安倍晋三

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