ハーバード大学大学院生による表敬

平成27年3月19日
表敬を受ける安倍総理1 表敬を受ける安倍総理1
表敬を受ける安倍総理1
表敬を受ける安倍総理2 表敬を受ける安倍総理2
表敬を受ける安倍総理2

 平成27年3月19日、安倍総理は、総理大臣官邸でハーバード大学大学院生による表敬を受けました。

  総理は、挨拶の中で次のように述べました。

 「今日先程、ちょうどミシェル・オバマ大統領夫人をお迎えしたところであります。皆さんは、この後京都にも行かれると、また福島も訪問されたということであります。
 ケネディ・スクールで学ばれた皆さんは、アメリカや日本、各地域でリーダーとなられる方が多いと思います。日本においても、今日ここにおられる細田・大塚両議員を始め、たくさんの卒業生が仕事をしています。また、安倍内閣においても、塩崎さんが厚生労働大臣を務めています。
 今、リーダーシップについて御質問をいただきました。リーダーシップとは、これはJFKの言葉でありますが、『グレース・アンダー・プレッシャー』、困難なこの圧力の中においても、気高く決断を下していく、ということではないかと思います。これが私ができているのか、いないのかというのは別の話であります。
 皆様は、福島を訪問されたと思いますが、例えば福島の方々もですね、小さなコミュニティにおいて、それぞれ困難な決断をリーダーがしていると思います。最近二つの町の町長に汚染土壌の受入れ、中間貯蔵施設を置くことについて、決断をしていただきました。この決断は、除染を加速していくために必要なものでありますが、当然、受け入れるというのは、大変苦渋の判断、多くの住民の反対がある訳でありますから、大変苦渋の判断であったと思いますが、住民の方々を粘り強く説得をしながら、私たちとも協力をしながら、こういう決断を下してくれました。
 リーダーあるいは政治家、行政の中においては、常に孤独な決断をしていかなければならないと思います。私も2回目の総理に挑戦する上において、自民党の総裁選挙に立候補すべきかどうか、これも私にとっては大きな決断でありました。その時には、この戦いは勝てるか勝てないか、あるいは、この戦いによって勝てなければ私の政治的なキャリアは終わる、そういう考え方もある。頭をよぎる訳でありますが、基本的には国民のために出るべきかどうか、という観点から戦いに挑みました。多くの私の同志・同僚の議員は、私の事を考えて、出るのを止めた方がいいという助言もありました。また、最後は私の妻がですね、『国の事だけを考えて判断すべきだ』。妻は、私と政策的には考え方を異にすることが多いわけでありますが、この時は妻の判断に従って良かったと思っています。
 これから、安全保障の分野においても、あるいは経済においても、様々な困難な決断がありますが、それが正しい事、正しい決断であると祈りながら決断を下してまいりたいと思います。皆さんが、これから更に、ケネディ・スクールで学んだことを生かして、正しい決断をしていかれる事を願っています。」

関連動画

動画が再生できない方はこちら(政府インターネットTV)

総理の一日