ACCJ Women in Business Summit

平成27年6月29日
挨拶する安倍総理1 挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理2 挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理3 挨拶する安倍総理3
挨拶する安倍総理3

 平成27年6月29日、安倍総理は、都内で開催された「2015 ACCJ Women in Business Summit」に出席しました。

 総理は、挨拶の中で、次のように述べました。

「御列席の皆様、本日はお招きをいただきまして、誠にありがとうございます。
 ACCJは、1948年の設立以来、日米経済関係の強化に大きく貢献していただいております。2013年からは『ACCJ Women in Business Summit』を開催し、女性の活躍促進に貢献されていることに深く敬意を表します。
 安倍政権は、女性の活躍を成長戦略の中核として位置付けてきました。また、女性の活躍だけではありません。昨年の国連総会で、地球的規模での女性が輝く社会の実現を日本が積極的にリードしていくことを宣言しました。世界をリードする女性たちが日本に集結する『WAW!(World Assembly for Women)』を我が国主催で立ち上げました。政権発足から2年半、明らかに社会の流れが変わりつつあることを感じています。
 私は、上場企業の経営者の皆様には少なくとも1人は役員の女性を登用して欲しいと申し上げました。それ以来、各企業で順調に女性役員の登用が進み、今や800人を超える女性役員が活躍しておられます。今日壇上におられる松村さんは一般職で入社し、様々なチャレンジを重ね、この4月に役員に昇進されたと伺っています。努力を重ね、企業にそして社会に貢献してこられた、こうした方が次々に責任ある立場に登用されていることは大変喜ばしい限りでございます。
 私が、かつて神戸製鋼という会社に入社した頃、最初営業を担当していたのですが、事務の女性は当時私より明らかに仕事ができて、私はいろいろと指導していただいたわけですが、当時は、だからといって彼女を登用しようという雰囲気は全くなかったわけでございました。あの時の彼女達が今の職場にいたら、おそらく人生は大きく変わっていたのではないか、また会社にとっても大きなプラスだったのではないか、このように思います。
 個別企業だけではありません。経団連の幹部は、1946年の創立以来、全て男性が占めてきましたが、その歴史を突き崩し、吉田さんが審議員会副議長に就任をされました。
 昨年、私も経団連の会議に出まして、経団連の偉い方は皆さん女性の進出を言っておられたので、その会場にほとんど女性がおられなかったので、そのことをちょっと嫌味を申し上げましたら、今年はとうとう吉田さんが登場されたということでもあります。
 新たな分野にチャレンジし、また女性として初めての階段を上る。これは勇気の要ることですし、実際に大小さまざまな失敗もあるかもしれません。しかし、失敗から学ぶことが多いのは事実です。再チャレンジをして総理大臣になった私が言うのですから、間違いがないわけですが、こうして新たな場で活躍する女性は確実に増えていますが、こうした動きがまだ始まったばかりです。
 輝く一つ一つの点を面に広げ、社会全体に定着させていくことが必要です。現在国会では、女性活躍推進法案の審議を行っていただいております。おかげさまで既に衆議院では全会一致で可決いただいており、参議院での審議を経て一日も早い成立を目指しているところです。この法案が成立しますと、全ての大企業は女性の採用、能力開発、登用などについて、数値目標を含めた計画を策定することが義務付けられます。
 日本中の大企業が一斉に女性活躍に向けて、真剣な検討を始めることになります。政府としては各企業の取組が一目で分かるよう、整理し徹底的に見える化をしてまいります。政府としても企業の努力を後押しする方策に更に取り組んでいきます。
 政府の調達では、ワーク・ライフ・バランスや女性活躍推進に熱心に取り組んでおられる企業を、より幅広く評価するルールも作っていきます。
 理工系分野でもっと女性に活躍してもらうという産業界のニーズも踏まえ、中高生から『リケジョ』を目指す女性の育成も支援していきます。壇上の小川さんのように、理工系の素養のある方がますます活躍されることを願っております。
 結婚や子育ても、そして仕事も全力投球したいと思っておられる女性の皆さんは多いと思います。しかしながら、妊娠・出産を機会に仕事を続けることができなくなったり、思うように活躍できなくなったりするマタニティハラスメントが後を絶たないことは大変残念です。そして、当事者の皆さんはなかなか声を上げにくいとも聞いています。小酒部さんは勇気をもって社会にマタニティハラスメントの問題を訴えておられる方です。
 こうした不利益な取扱いは女性が活躍する上で、また少子化を食い止めるためにも根絶していかなければなりません。政府としてもまず実態を明らかにし、法的な措置を含め、企業の取組の評価策を進めていくことをお約束いたします。更にひとり親で子どもを育てながら働くお母さんを始め、様々な困難に直面している女性の皆さんの頑張りに対しても政府を上げて支援を行ってまいります。
 安倍政権は女性の活躍を応援する手を緩めることはありません。輝く女性の応援の旗を一層高く掲げることをお約束いたしまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。」

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総理の一日