ウィクラマシンハ・スリランカ首相記念講演会

平成27年10月6日
挨拶する安倍総理 挨拶する安倍総理
挨拶する安倍総理
講演を聞く安倍総理 講演を聞く安倍総理
講演を聞く安倍総理

 平成27年10月6日、安倍総理は、衆議院第一議員会館で開催されたラニル・ウィクラマシンハ・スリランカ民主社会主義共和国首相記念講演会に出席しました。

 総理は、挨拶の中で次のように述べました。

「本日は、ウィクラマシンハ・スリランカ首相による講演会が、かくも盛大に開催されることは、私の喜びとするところです。
 ウィクラマシンハ首相は、日本の古い友人であり、今回で8度目の訪日と伺っております。日曜日に、京都でSTSフォーラムに出席をされた際に意見交換を行ったわけですが、また本日こうしてお会いすることができて、本当に嬉しく思います。
 我が国は本年、戦後70周年を迎えました。この記念すべき年に当たり、かつて我が国が平和国家として歩み始めたその第一歩を、寛容の心によって迎えてくださった恩人であることを、忘れてはならないと思います。
 ウィクラマシンハ首相のお母様の従兄弟にあたられる故ジャヤワルダナ大統領は、サンフランシスコ講和会議の場において、憎しみは憎しみによってやまず、ただ、愛によってのみやむ、との演説を行い、我が国への賠償請求権を自ら放棄し、我が国の主権維持と国際社会への早期復帰を擁護してくださいました。
 終戦から6年、未だ戦争による傷痕が癒えない我が国に差し伸べられたその手は、当時の我が国国民にとり、どれほど温かかったでしょう。このことは、我が国が次の世代へもしっかりと語り継いでいくべき、歴史の一コマではないかと思います。
 スリランカが示してくださった寛容の心によって、我が国は新たな道を進むことができました。このことに対する感謝の思いもあったのでしょう。私の祖父、岸信介元首相は、戦後最初のアジアの訪問先としてスリランカを選び、訪問いたしました。以来、スリランカと日本、友情を深め、一貫して友好的な二国間関係を築いてまいりました。
 本年、スリランカでは自由で公正、民主的な大統領選挙と総選挙を経て、史上初となる二大政党の連立による新政権が誕生いたしました。ウィクラマシンハ首相の下で、今、正にスリランカは、新たな歩みを踏み出そうとしています。国際社会との連携、経済発展と国民和解、スリランカの挑戦を我が国は全力で支援してまいります。
 本日の記念すべき講演が、光り輝く国スリランカの皆様と日本の友好関係を更に深めていくことを確信しております。改めまして、ウィクラマシンハ首相に心から感謝いたしまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。」

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