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平成28年2月17日「女性幹部シンポジウム」レセプション

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挨拶する安倍総理

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 平成28年2月17日、安倍総理は、都内で開催された「女性幹部シンポジウム」レセプションに出席しました。

 総理は、挨拶の中で次のように述べました。

「皆さん、こんばんは。安倍晋三でございます。『女性幹部が変える日本企業』。日本にとって喫緊の課題に正面から取り組む場にお招きをいただきまして、誠にありがとうございます。
 意欲があるならば、誰でも世のため人のために活躍できる機会を創る。その先に活力ある日本が待っている。第二次安倍政権を発足させて以来、一貫した思いです。一人一人を大切にする『一億総活躍』は究極の成長戦略であると確信しています。
 女性活躍は、その中核として、引き続き、最大のチャレンジであります。アベノミクスはウィメノミクス。女性が輝く社会を創ることが、成長のためには欠かせません。
 北欧諸国は、女性活躍を掲げ、経済成長と出生率向上の両立に成功しました。日本がこれに続く上での最大の壁は、男性中心の長時間労働を前提とする働き方文化であります。私がいる、永田町や霞が関は正にその典型ではないかと思います。
 限られた時間で効率的に働くことを評価する企業文化を広げ、夫も積極的に育休を取得し、家事や育児を夫婦で共に担う。それを日本において当たり前にしてまいります。
 男性を含めた意識改革を通じて、これまでの働き方、キャリアのあり方そのものを見直す。そうすることで、女性幹部を増やすとともに、生産性の高い仕事と豊かな生活を無理なく両立できる環境を創っていく。こうした取組が日本の企業には求められています。
 政府も行動します。たとえば政府調達において、ワーク・ライフ・バランスを評価項目に入れる。企業の取組をしっかりと後押ししていきます。
 働き方を変えなければ指導的立場にある女性は増えない。と同時に、そのような女性の数が増えなければ、真の変革は起きません。
 まず、『隗より始めよ』。国家公務員については、今年度から、採用における女性の割合を、政府全体で3割以上とする方針を決定しました。将来の幹部候補となる総合職については、34.3%と、前年度から一挙に10.4ポイント上昇させて、この目標を達成しました。企業の役員に当たる指定職についても、この3年間でほぼ倍増しました。
 人材の多様性がイノベーションを生む。このことに、日本でも多くの企業が気付き始めています。多様な人材がそれぞれの強みや知見を活かすことで、新たなモノやサービスを市場に送り出していくのです。女性取締役のいる企業の方が、いない企業に比べて、株式市場の評価が高いという調査結果がこのことを裏付けています。
 しかし、まだ最初の一歩を踏み出せていない企業もいます。そこで、私は上場企業の経営者の皆様に、『役員に少なくとも1人は、女性を登用してほしい』と申し上げてまいりました。同時に、有価証券報告書に女性役員の比率を記載することを義務付けました。さらに、この4月から女性の採用や登用の促進に関する数値目標を入れた自主的な行動計画を策定し、公表することを企業に義務付けています。国も地方自治体も行動計画を作ります。これは、女性を意思決定権のある地位につけていくための第一歩であります。
 指導的立場にある女性の数を増やす。その女性たちが、将来更に多くの指導的立場の女性が誕生しやすい環境を整える。女性の登用と働き方改革の好循環を通じて、企業、政府、そして社会全体の在り方を変えていきます。本日のシンポジウムに参加なさっている女性の皆様には、その最前線に立っていただければ何よりであります。今日は我が党からは森まさこ元担当大臣にお越しをいただいております。そして、稲田朋美政調会長もお越しをいただいておりました。第二次安倍政権で、二人には、閣僚を務めていただきまして、立派に大きな仕事を成し遂げていただきました。二人とも将来の自民党の指導者、あるいは総理大臣候補としても頑張っていただきたいと、このように思います。
 女性にもっと活躍していただきたいという願いは、国内のみならず、海外にも発信していきます。5月のG7伊勢志摩サミットに向けて、首脳会合はもちろんのこと、全ての関係閣僚会合の機会に、女性活躍推進に向けた議題を議論します。
 どうすれば女性がより一層活躍できるようになるかという問題を、あらゆる分野で考えようとする、すなわち『メインストリーミング』の国際的機運を高めていきます。
 本日のシンポジウムでは、世界中で第一線で活躍するリーダーや研究者から、リーダーシップや企業を変える女性の力について問題提起がなされたと聞いております。
 参加なさった皆様が、この夏の株主総会で新たに役員に任命され、またあるいは組織の中で昇進していかれることを大いに期待しています。皆様の活躍で、日本全体を元気にしていただくこと。そして日本を力強く成長させ、女性の力の大切さを世界中が認識するようになっていくことを期待いたしまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。」

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