金融市場の安定に向けた政府・日本銀行緊急会合

平成28年6月27日
挨拶する安倍総理1 挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理2 挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理2

 平成28年6月27日、安倍総理は、総理大臣官邸で金融市場の安定に向けた政府・日本銀行緊急会合に出席しました。

 会議では、「英国のEU離脱問題についての情勢分析及び情報交換」が行われました。

 総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。

「英国のEU離脱に係る国民投票の結果を受け、先週末、東京市場を含め、世界の金融・為替市場では、大きな変動が見られた。
 こうした中、我が国は、G7議長国として、迅速にG7財務大臣・中央総裁会議を開き、共同声明を発出しました。
 金融システムの流動性が十分にあること、G7各国が引き続き市場の安定に向けて協力することなど、国際社会の一致した意志を全世界、特に市場にしっかりと示し、市場にも安心感を与えることができたと考えています。
 しかしながら、金融市場には、まだ不透明感・リスク懸念も残っているところであり、引き続き市場の安定を図ることが大事です。
 必要なのは国際協調。
 G7諸国が結束を強め、世界経済の成長に向け、あらゆるリスクの芽を、一つ一つ、確実に摘んでいかなければなりません。日本は、G7議長国として、その先頭に立つ決意であります。
 これから東京市場が開きますが、冷静に、かつ細心の注意を払っていく必要があります。
 そして、日本の実体経済、とりわけ中小企業の活動に影響が出ないよう万全を期していかなければなりません。
 そのためにも、市場の安定化に全力を尽くすとの強い意志を、G7諸国が一致協力して、マーケットに発信し続けていくことが重要であります。
 このため、麻生大臣においては、日本銀行と連携の上、為替市場を含む金融市場の動きにこれまで以上に注意を払っていただきたい。また、他のG7諸国と緊密に協議し、経済・金融面での必要な対応を機動的に取っていただきたい。
 昨夜、スイスのバーゼルで中央銀行総裁会議に出席中の黒田総裁から電話があり、G7を始めとする主要30か国の中央銀行が、国際金融市場が適切に機能するよう、市場の動向を注意深くモニターし、緊密に協調していくことで合意した、という話を伺いました。
 日本銀行においても、引き続き、G7各国の中央銀行と緊密に連携し、市場の流動性の確保に努めていただきたい。あわせて、英国で事業活動を行う日本企業を含め、資金に目詰まりが起きないよう、潤沢な資金提供により、金融仲介機能を支えていただくようお願いします。」

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