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首相官邸 Prime Minister of Japan and His Cabinet
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平成28年12月19日国連加盟60周年記念行事

  • 写真:祝辞を述べる安倍総理1
  • 写真:祝辞を述べる安倍総理2
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 平成28年12月19日、皇太子同妃両殿下御臨席の下、安倍総理は、都内で開催された国連加盟60周年記念行事に出席しました。

 総理は、冒頭の祝辞で、次のように述べました。

「皇太子同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、千玄室国連協会会長を始め、多数の方々の御参列を得て、国連加盟60周年記念行事が挙行されるに当たり、祝辞を述べる機会を得ましたことを、大変光栄に思います。
 60年前の12月18日、日本は国連への加盟を果たしました。その日に日本国民が感じた大きな喜びと感謝に、改めて思いをはせたいと思います。
 日本の国連加盟を推し進めたのは、国際社会の一員として、世界の平和と繁栄に貢献する国になりたいという、国民の思いでありました。以来日本は、国連活動の主要の柱である平和・難民・開発などの分野で、全力で取り組んできました。日本のPKO要員はカンボジア、東ティモール、南スーダンなどの地で平和を維持するために活動してまいりました。御列席いただいている明石康さんがカンボジアや旧ユーゴへの事務総長特別代表として、平和の定着に尽力されたことに、改めて敬意を表したいと思います。
 日本は難民支援において、緊急の人道支援から復興開発支援まで積極的な役割を果たしてきました。本日、御列席いただいている緒方貞子さんが国連難民高等弁務官として、人間の安全保障や現場主義といった旗を掲げ、難民問題の解決のため、先頭に立って取り組んでこられましたことに、改めて敬意を表したいと思います。
 これらに加え、国連加盟以来累計200億ドルを上回る国連分担金、PKO分担金の支払、この30年米国に次ぐ財政的貢献をしてきたのも、胸を張ってよい貢献だと思います。
 日本は現在、加盟国中最多の11回目の安保理非常任理事国を務めています。これは日本の貢献への高い評価とともに、強い期待の表れと思います。国際情勢が目まぐるしく変化する中、国連は日本が国際社会と連携しながら様々な課題に対応するための大切なプラットフォームです。日本は国際協調主義に基づく、積極的平和主義を高く掲げ、PKOや人間の安全保障などの分野で、これまで以上に積極的に貢献していく決意です。
 日本が国連のPKO活動に一層積極的に貢献できるよう法制度を整えたのも、その一環です。南スーダンでは、約350名の自衛隊員が、南スーダンの安定と国づくりのため、任務を遂行しています。現地の方々と顔を突き合わせ、知恵を出し、汗を流す協力です。今後も積極的に貢献したいと思います。
 国連は、日本が人間の安全保障を推し進める場でもあります。人間の安全保障の考え方の下、一人ひとりがその豊かな可能性を実現できる社会こそが、平和の礎です。一人ひとりの人間に重きを置いて教育・保健医療の普及、そして女性を支援してきたのは、その実践です。
 昨年、国連で、持続可能な開発目標が採択されました。日本では、私自ら率いる推進本部を設け、その国内実施と国際協力の両面に、率先して取り組んできています。
 より良い世界、より良い未来を築くための挑戦に終わりはありません。変化し、複雑化する国際社会の課題に、国連が応えるためには、国連改革が重要です。とりわけ安保理改革は急務です。日本は安保理改革の実現に引き続き尽力し、安保理常任理事国として一層の責任を果たしていく考えであります。
 来年1月、国連はグテーレス新事務総長の下、新たなスタートを切ります。日本は新事務総長と共に、国際社会の平和と繁栄に貢献するため、リーダーシップを発揮してまいります。
 最後に、日本の国連加盟60周年に当たり、日本政府を代表して、心から祝意を表し、日本と国連の協力がますます発展していくことを祈念し、私の祝辞とさせていただきます。」

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