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首相官邸 Prime Minister of Japan and His Cabinet
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平成28年12月21日海上保安体制強化に関する関係閣僚会議

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 平成28年12月21日、安倍総理は、総理大臣官邸で「海上保安体制強化に関する関係閣僚会議」を開催しました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「海上保安庁では、世界有数の海洋国家である日本の海を守るために、精鋭の職員たちが、極寒の北の海で、灼熱の南の海で、あるいは、真っ暗な夜の海で、日夜、揺るぎない使命感をもって、職務の遂行に当たっています。
 初代大久保長官は、いまだ占領下の1948年5月、海上保安庁発足の日に際して、職員を前に『海上保安庁の精神は正義と仁愛である』と訓示しました。以来、『正義仁愛』の精神は個々の海上保安官に脈々と受け継がれています。
 また、大久保長官は、海上保安庁の徽章(きしょう)に、『梅』を選ばれました。『梅』は、寒風の中、他の花に先んじて花を咲かせ、芳しい香りを放ち、その実は常に民衆とともにあるという花です。この『梅』こそが海上保安庁にふさわしい花であると思っていたからであります。
 海上保安官の仕事は厳しく、命がけの仕事です。特殊救難隊員は、水深60メートルまで潜り、人命救助を行います。また、海上保安官は、不審船、密漁、密輸などの海上犯罪を取り締まります。それだけではありません。日本各地の原子力発電所など、臨海部の重要施設を、海上でテロの脅威から守っているのも海上保安官であります。
 そして、これらの業務に加えて、近年では、領海警備の比重が増しています。2012年秋から、尖閣諸島周辺の接続水域に中国公船が毎日のように来航し、月に数回、必ず尖閣領海に侵入しています。中国は、この3年間に1,000トン級以上の大型公船を約3倍に増やし、120隻体制としました。
 海上保安庁は、海の警察、消防であり、巡視船は、海のパトカーや救急車であり、消防車でもあります。我が国の平和で豊かな海と国民の生命と財産を護り、安全・安心を確保するために、その体制に、一寸の隙も許されません。
 私は、2013年、国家安全保障戦略を閣議決定した折、その中で、領域警備に当たる法執行機関の能力強化と海洋監視能力の強化を併せて指示しました。この戦略に沿って、本日、海上保安庁の体制及び能力を大幅に強化するべく、『海上保安体制強化に関する方針』を本閣僚会議において、決定しました。
 海上保安庁については、29年度において、当初予算を2,100億超に大幅に増額するとともに、緊急増員を含め200名を超える増員を行います。これにより、本年度の補正予算と併せ、大型巡視船5隻の増強、尖閣専従船への映像伝送装置の完備等の海洋監視の強化、海洋調査船3隻の増強・機能向上など、体制強化に緊急的に着手します。
 今後、本方針に従って、継続的に海上保安体制の強化を図り、我が国の平和で豊かな海をしっかりと守ってまいります。」

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