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首相官邸 Prime Minister of Japan and His Cabinet
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平成28年12月26日米国訪問 -1日目-

  • 写真:日系人との夕食会1
  • 写真:アメリカ合衆国に到着した安倍総理1
  • 写真:アメリカ合衆国に到着した安倍総理2
  • 写真:国立太平洋記念墓地での安倍総理1
  • 写真:国立太平洋記念墓地での安倍総理2
  • 写真:国立太平洋記念墓地での安倍総理3
  • 写真:国立太平洋記念墓地での安倍総理4
  • 写真:マキキ日本人墓地での安倍総理1
  • 写真:マキキ日本人墓地での安倍総理2
  • 写真:マキキ日本人墓地での安倍総理3
  • 写真:マキキ日本人墓地での安倍総理4
  • 写真:マキキ日本人墓地での安倍総理5
  • 写真:マキキ日本人墓地での安倍総理6
  • 写真:マキキ日本人墓地での安倍総理7
  • 写真:マキキ日本人墓地での安倍総理8
  • 写真:えひめ丸慰霊碑での安倍総理1
  • 写真:えひめ丸慰霊碑での安倍総理2
  • 写真:えひめ丸慰霊碑での安倍総理3
  • 写真:飯田房太中佐の記念碑に献花する安倍総理
  • 写真:飯田房太中佐の記念碑の説明を受ける安倍総理
  • 写真:中央身元鑑定研究所(国防総省捕虜・行方不明者調査局)訪問1
  • 写真:中央身元鑑定研究所(国防総省捕虜・行方不明者調査局)訪問2
  • 写真:日系人との夕食会で挨拶する安倍総理
  • 写真:日系人との夕食会2
  • 写真:日系人との夕食会3
  • 写真:日系人との夕食会4
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 平成28年12月26日(現地時間)、安倍総理は、アメリカ合衆国のホノルルを訪問しました。

 総理は、国立太平洋記念墓地、マキキ日本人墓地、えひめ丸慰霊碑及び飯田房太中佐の記念碑で献花しました。
 続いて、国防総省捕虜・行方不明者調査局の中央身元鑑定研究所を訪問した後、日系人との夕食会に出席しました。

 総理は、夕食会での挨拶の中で次のように述べました。

「皆様こんばんは。アローハ。皆様にこうして『アロハ』と言っていただけますと、気持ちが大変温かくなってまいります。
 このハワイには、明治元年以来、多くの方が日本から大きな夢を抱いて移住してこられました。ところが炎天下のサトウキビ・プランテーションでの労働の過酷さは想像以上であり、当初の夢がはかなくついえるほど、厳しい現実に直面したと伺っております。
 しかし、一世の方々は、その苦労すらを『仕方がない』という言葉で耐え忍び、次世代の子供たちに、自らの夢と希望を託したと聞いています。私は本日、マキキ墓地に立ち寄り、このハワイの先人たちの人生に思いをはせました。
 75年前の真珠湾攻撃を境に、日系人は二つの祖国が敵味方に分かれる境遇に置かれました。日系人部隊である第100歩兵大隊・第442連隊戦闘団の勲功は有名です。多くの日系二世の方々が、自分を育ててくれた『恩義』のある国に『忠誠』を尽くし、また、『家族』を守るために死力を尽くし戦われた事実に心揺さぶられます。
 昨年5月に訪米した際にも、日系人部隊記念碑(Go For Broke)におきまして献花を行いました。本日、改めて、全ての日系二世ベテランの方々に心からの敬意を表します。
 今日は、アリヨシ元知事御夫妻もお越しいただいております。私の父の友人でもあります。アリヨシ元知事が知事時代から大事にしてこられた言葉が『おかげさまで』という感謝の気持ちを表す言葉であると承知しております。
 アリヨシさんは終戦間近に入隊し、そして敗戦後の日本に占領軍の一員としてやってこられました。その時、勤務しておられたビルの前には、いつも何人かの貧しい、両親を戦争で失った靴磨きの少年たちがたむろしていたそうであります。一人の、みすぼらしい服を着て、しかしいつも真面目に仕事をする少年のことを気に入ったアリヨシさんは、ある日いつもおなかをすかせている彼に同情して、キッチンでサンドイッチを作って彼に渡したそうであります。そのサンドイッチを少年に『おなか減っているんでしょ、食べなさい』と渡したら、その少年はそれをナプキンに包んで大事そうに靴箱にしまったそうであります。『恥ずかしがらなくていいんだよ。今すぐここで食べていいよ』とアリヨシさんが言ったら、その少年は『頂いたこのサンドイッチは家でおなかをすかせている妹と二人で分けて食べます』と言って、深々と礼儀正しくお辞儀をしたそうであります。みすぼらしい姿、そしていつもおなかをすかせている少年が、しかし決して妹への優しさを忘れずに礼儀正しく対応する。その姿を見て感動したそうであります。
 戦争に敗れ、焼け野原でみじめになったこの日本の姿に衝撃を受けていたアリヨシさんは、どんなに貧しくても誇りと礼儀を、そして優しさを忘れない少年を見て、自分にもこの少年と同じ日本人の血が流れている、その日本人の血を誇りに思うことができた、と言っておられました。
 私はこの話を2011年、あの3.11東日本大震災の後、来日されたアリヨシさんからお伺いをし、本当に励まされる思いでありました。あの1945年当時の、日本と日本人のあの誇りを忘れない気持ち、私たちはその思いで再びこの震災から立ち上がらなければいけない。そう心に誓ったことを、今、思い出しております。
 多くの日系人の皆様は、日本人としてのルーツに誇りを持ち、同時に母国米国への忠誠と矜持を持ち、様々な困難を乗り越えてこられたことと思います。日系人の皆様のハワイへの、そしてアメリカへの御貢献。そして日米の懸け橋として大きな役割を果たしてきていただいたことに対しまして、日本国総理大臣として御礼と感謝を申し上げたいと思います。
 私にとってハワイというのは常に憧れの地でありました。私の祖母の従姉妹が戦前、移民した地であります。ハナコさんという、日本では当時よくある名前なんですが、山口県から移民の一人としてやってきて、ナカタさんという方と結婚して、そしてその後、よく私どもにハワイのいろんな素晴らしい、おいしいものを送っていただきました。当時はまだ日本は貧しかったんですが、彼女が送ってくれたお菓子のレイ。チューインガムやチョコレートがたくさん入ったレイを送っていただいたことを今でも覚えております。そのレイを私と兄と取りあって、それが切れてしまった。ずっと一日泣いていたことを今でも思い出しております。こんなおいしいものをハワイの人たちは毎日食べているのか。絶対行きたいと思っておりました。そして私は実物のパイナップルというのを、このナカタハナコさんに送っていただいて初めて見ることができました。父も母も私も兄も缶詰のパイナップルしか見たことがありませんでしたから、どうやって食べていいか、みんなそれをしばらく眺めていたのを思い出しております。
 その憧れの地ハワイに、こうして総理大臣として訪問でき、素晴らしい日系人の皆様と、我々日本人が皆誇りに思っているハワイの日系人の皆様と、こうして楽しい一夜を迎えられることは、私の喜びでございます。
 そして今日は日系社会に御縁のある、また日本にゆかりのある多くの皆様に御列席をいただいております。ハリス司令官にもお越しいただいております。そして河野統幕長が来ておりますが、河野さんのお父さんが真珠湾の作戦に潜水艦に乗って参加した人物であります。お父さんは正にこの真珠湾の攻撃に参加をしたわけでありますが、御子息の河野さんは日米の同盟を強化するその絆の中心にいる役割を果たしています。
 明日、オバマ大統領と共に真珠湾を訪問し、そして慰霊と和解の力を日米にそして世界に示したいと思っております。これからも日米は『希望の同盟』として、地域や世界の様々な課題に共に立ち向かい、共に取り組んでいきたいと思っています。
 本日、この催しを共催いただきましたイゲ知事御夫妻には、心から御礼を申し上げたいと思います。お父様は第100歩兵大隊所属の日系三世であり、そしてお母様は私の故郷、同じ山口県の出身であります。改めて心から御礼を申し上げまして、そして今日様々な地域から時間をかけてお越しをいただきましたことに改めて深甚なる感謝を申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。
 それでは、乾杯の音頭をとるということでございますので、皆様の御長寿と御健康を祈念いたしまして、杯を上げたいと思います。」

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