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平成30年2月7日北方領土返還要求全国大会

  • 写真:挨拶する安倍総理1
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 平成30年2月7日、安倍総理は、都内で開催された平成30年北方領土返還要求全国大会に出席しました。

 本大会は、官民の関係者が一堂に会し、北方領土返還運動が一層幅広く発展することを願うとともに、北方領土の早期返還を求める日本国民の固い決意を内外に表明するために、毎年2月7日の「北方領土の日」に開催されています。

 総理は、挨拶の中で次のように述べました。

 「平成30年北方領土返還要求全国大会の開催に当たり、一言御挨拶申し上げます。
 本日御列席の皆様を始め、全国各地で、北方領土の返還要求運動に熱心に取り組んでおられる皆様の日々の御尽力に、心から敬意を表するとともに感謝申し上げます。
 戦後72年が経過してもなお、日本とロシアの間には平和条約がないのは、異常な状態です。何とか、この状況を打開しなければならない。戦後ずっと残されてきたこの課題に私とプーチン大統領が、終止符を打つ。これまで20回の首脳会談を行い、その強い決意を両者で共有しております。事情が許せば、本年5月にロシアを訪問し、日露首脳会談を行い平和条約締結問題も取り上げる考えです。
 先ほど御紹介された一昨年の長門における日露首脳会談において、新しいアプローチにのっとってこの問題を解決していくということで合意をいたしました。今、四島においては既にロシア人が生活をし、代を重ねています。その中で現在住んでいるこの方々も含めてロシア人と日本人がこの問題を解決していくことによって、両国に新しい未来が開かれていく。この四島に新しい未来が開かれていくということをお互いに理解しあうことこそ、この問題の解決につながっていくとの考え方におけるアプローチであります。
 首脳会談の際には、元島民の皆様の手紙をプーチン大統領に渡し、私の目の前でその手紙を読んでもらいました。島民の皆様の思い、もう御高齢になられ余り自分の余生を残されていない、その中で何とか島に渡って朝を迎えたい、この思いが初めてロシアの首脳に伝わった瞬間であったと思います。ソ連が侵攻して以降もしばらくはロシア人と日本の島民が一緒に暮らしていた。そのときの写真をプーチン大統領に見せました。島において日本人とロシア人が共に暮らしている。ときにはお互いに笑顔を見せながら暮らしている。それが可能なんだということも大統領に知っていただくことができた。こう思います。長門における日露首脳会談での合意、長門合意に従い、昨年9月、航空機を利用した特別墓参が初めて実現されました。
 この墓参に参加された方に、先ほどお会いし、直接、詳しくお話を伺いました。また、元島民の皆さんから改めてふるさとへの切実な思いをお伺いし、これを受け止めて北方四島へのより自由な往来に向けて、これからも尽力してまいります。北方四島の元居住者の皆さんも高齢となられた中で、より負担の少ない往来を可能にしていかなければならない。この点はプーチン大統領も十分に理解されていると思います。
 また、北方四島における共同経済活動については、昨年、地元の関係者の方々の参加も得て現地調査を実施し、早期に取り組むプロジェクト候補が特定されました。今後、プロジェクトを具体化するための作業を、隣接地域の発展を念頭において加速させてまいります。
 これらの取組は、平和条約の締結に向けた重要な歩みとなると確信しています。今後とも、地元への裨益(ひえき)の観点や皆さんの御意見を踏まえつつ、精力的に取り組んでまいります。
もとより、過去70年以上にわたり解決できなかった平和条約の締結は、容易なことではありません。しかし、皆さんの北方四島への切実な思いをしっかりと胸に刻み、一歩一歩、着実に前に、進めていく所存であります。そして、交渉を進展させるためには、国民一人一人が、この問題への関心と理解を深め、政府と国民が一丸となって取り組むことが重要であります。
 北方四島の帰属問題を解決して、平和条約を締結するとの基本方針の下、一つ一つ、課題を乗り越え、交渉を進めてまいります。引き続き、力強い御支援と御協力を賜りますよう、改めてお願い申し上げ、そしてこの北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する。この決意をしっかりと改めて表明をさせていただきまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。」

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