政府与党連絡会議

平成30年5月21日
挨拶する安倍総理 挨拶する安倍総理
挨拶する安倍総理

 平成30年5月21日、安倍総理は、総理大臣官邸で政府与党連絡会議に出席しました。

 総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。

「先日、新潟市で、下校途中の7歳の児童が被害に遭う許し難い事件が発生しました。御家族の心中をお察しするに言葉もありません。
 子供の安全確保は、安全安心な社会の要です。このような事件が二度と発生しないよう、政府を挙げて、社会全体で子供の安全を守る対策を強化してまいります。
 今月初め、2年半ぶりに、日中韓サミットを開催いたしました。李克強(り・こくきょう)首相と文在寅(ムン・ジェイン)大統領と共に、日中韓サミットの定期開催、北朝鮮問題について安保理決議の完全な履行につき一致するとともに、拉致問題について初めて共同声明に盛り込むことができました。
 その際、日韓首脳会談、日中首脳会談を行いました。特に、李首相とは、10年越しの課題であった海空連絡メカニズムの運用開始で合意するなど、新たなスタートを切った日中関係は関係改善に向けて勢いを増しています。日中平和友好条約締結40周年の記念レセプションに共に出席し、さらに北海道へも同行し、胸襟を開いて日中の将来について語り合うことができました。今後、李首相から招待のあった私の年内訪中、その後の習近平主席の訪日の実現に向け尽力してまいります。
 この週末、福島県いわき市で、第8回太平洋・島サミットを開催しました。太平洋島しょ国との間で、気候変動や海上保安などの分野で人材育成を進めるなど、協力強化で合意するとともに、北朝鮮問題について、安保理決議に従った取組を加速させていくことで一致しました。
 歴史的な米朝首脳会談を、北朝鮮をめぐる核・ミサイル、そして最重要課題である拉致問題の包括的な解決に向けた前進の機会とするため、まずは、6月のカナダでのG7サミットの機会も活用し、日本の考えをしっかりとトランプ大統領に伝えながら、米国と共に準備を進めてまいります。
 24日から27日にロシアを訪問し、プーチン大統領との間で、通算21回目となる首脳会談を行う予定です。平和条約締結に向け、2人で胸襟を開いてじっくりと話し合い、北方四島における共同経済活動や、元島民の方々の墓参などの人道的措置を前に進めるとともに、喫緊の課題である北朝鮮問題についても、日露の連携を確認したいと考えています。
 行政をめぐる様々な問題について、行政全体に対する国民の皆様の信頼を揺るがす事態となっており、行政府の長として、また、自衛隊の最高指揮官として、その責任を痛感しております。可能な限り早期に事実関係を明らかにし、国民の皆様に対する説明責任を果たしてまいります。その上で、国民の皆様の信頼回復に向けて、再発防止、組織の立て直しに全力を挙げていく考えであります。総理大臣としてその責務を果たしてまいります。
 国会も会期末まで1か月を切りました。政策を前に進め、国民の皆様の期待に応えていくため、政府与党一体となって国会審議に当たっていく必要があります。特に今週は、TPP関連法案や働き方法案について、衆議院で山場を迎えます。政府として緊張感を持って対応してまいりますので、与党の皆様の引き続きの御協力をよろしくお願いいたします。
 また、経済財政運営の指針となる骨太の方針や成長戦略の取りまとめに向け、政府で議論を重ねております。6月の策定に向け、与党の皆様の御意見を伺いながら、作業を加速していきたいと思います。政策課題は山積しております。自民党・公明党の強固な連立の上に、国民の声に真摯(しんし)に耳を傾け、内外の課題に結果を出してまいりたいと思います。与党の皆様の引き続きの御協力をよろしくお願い申し上げます。」

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