年末エコノミスト懇親会

令和元年12月11日
挨拶する安倍総理 挨拶する安倍総理
挨拶する安倍総理

 令和元年12月11日、安倍総理は、都内で開催された年末エコノミスト懇親会に出席しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「この年末のエコノミスト懇親会にやってまいりますと、いよいよ今年もあと僅かだなと、そういう気持ちになってまいります。
 実は、この会場に来る前、ラグビーのオールジャパンの皆さんとお目にかかりました。今日は5万人を超える方々が街頭に出て、彼らの活躍をたたえたということでございますが。一つのチームになる、ワンチームになれば、やっぱりいかに強いかということを示していただいたのではないのかなと思います。
 今私たちが進めているこのアベノミクスにおいても、何とかオールジャパンで取り組みたいと、こう思っているんです。黒田さんとは正に、ワンチームになっていると思いますよ。
 果たしてそこで、今日ここに居る皆さんとオールジャパンになっているか、ということなんですが。恒例の来年の株価予想ですね。昨年のちょうどこの時期は、22,350円だった。結果はどうだったか。1,000円上がりましたね。でもここに居る皆さんの予想はどうだったか。平均300円マイナスですよ。これは、皆さん、デフレマインドなんですよ。これを脱却しないといけない。これが大切なところなのかなと思います。
 今回の補正予算にしても、正に第4次産業革命を迎えたこの中にあって、しっかりと日本の経済を成長させていかなければいけないと、こう思っています。
 国会が終了いたしましたが、この国会においては、日米の貿易協定、デジタル貿易協定、これ承認を頂きました。1月の1日からスタートします。TPP11(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)、日EU(欧州連合)のEPA(経済連携協定)、そして日米の貿易協定、合わせれば5,000兆円という大きな自由市場が誕生しました。そのど真ん中に居るのが、正に日本でありまして、少子高齢化の中、世界に活力を日本が取り込んでいくという大きな枠組みができたのではないのかなと思います。そして、第4次産業革命、日本がトップリーダーとなるべく、このデジタル・イノベーション、産業界、そして日本全体の力をぐっとこう押し上げていく梃子(てこ)にしたいと、思っています。
 その中での5G、税制も含めてしっかりと大きなエンジンにしていきたいなと、こう思っていますし、あるいは小学校・中学校、4年間で小学生・中学生、全ての子供たち一人一人がパソコンを持てる、この大きな予算も付けることができました。このデジタル・イノベーション、日本は手に入れて、これを使いこなしながら更なる成長に結びつけていきたい。
 繰り返しになりますが、どうかここに居られるエコノミストの皆さんは、デフレマインドを払拭していただいて、もう今日この後から、もう一杯飲みに行こうという感じで、もう年末に向けてどんどん財布の紐をぐっと開いていただきたい。それによって来年の収入も増えていく。この好循環を回していきたいと思います。
 そして来年は、子(ね)年ですね。一周回ってまた子年になります。相場の格言は、子繁栄なんですね。いいじゃありませんか。どっと沸くところなんですよ、皆さん。デフレマインドを払拭して、盛り上がっていこうじゃありませんか。来年は何といってもオリンピック・パラリンピック、日本に久々にやってまいります。1964年、あのオリンピックにわくわくして、体に力を感じたあの時代のように、次なる成長に向かってワンチームで頑張っていきたいと思います。
 御来会の皆様のますますの御繁栄、それぞれが良い年を迎えられますことを祈念いたしまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。本日は御盛会おめでとうございました。」

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