日米豪印首脳テレビ会議についての会見

令和3年3月13日
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(日米豪印首脳テレビ会議について)

 今回、初めての日米豪印首脳会議に参加しました。新型コロナウイルス対策を始め重要課題について、議論を重ねて、協力を深めていく、そういうことで一致しました。
 新型コロナ対策については、4か国でインド太平洋地域の途上国などへ、ワクチンの支援の様々な局面で協力していく、そういうことで一致してます。また、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、私からASEAN(東南アジア諸国連合)などの諸国と連携する、こうしたことを提案いたしました。そして、賛同を得ました。また、地域情勢で、私からミャンマー情勢について、重大な懸念を持っている、そして、中国による一方的な現状変更の試みに強く反対する旨、訴えました。また拉致問題即時解決が重要であることも訴えまして、それぞれ、協力を頂くことになっています。
 また、今回の会議は、日米豪印の、この4か国の新たなるステージに引き上げることのできた会合だったと思います。年内に対面での首脳会談を行うことでも一致しております。これから4か国を中心に、正に野心的な、そして具体的な成果を出すことができるようにしっかり協力していこうということであります。

(今後の4か国での対応について)

 ワーキンググループを新しく3つ作りましたので、そこのワーキンググループで具体的なことを進めていく、こういうことになるだろうと思います。そして、首脳同士は対面での会合を年内に開催しようということで一致しているということです。

(途上国などへのワクチン支援について)

 今申し上げましたように、インド太平洋の発展途上国に対して、4か国でこれからワーキンググループの中で、具体的にどのように進めていくかということを、相談して決めて実施していく、そういうことになっておりますので、これから具体的なことはワーキンググループの中で、配送とか接種とか含めて話し合いをしていく、そういうことであります。

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