平成21年6月30日

日本国際問題研究所主催講演会で演説する麻生総理の写真
平成21年6月30日、麻生総理は、都内のホテルにて開催された日本国際問題研究所(JIIA)主催の講演会で「安全と繁栄を確保する日本外交」と題して外交政策演説を行いました。
演説では、まず「日本と世界の安全」について、北朝鮮問題、海賊対処法の成立やテロ対策、それに政府・与党の責任などを挙げ、日米同盟の実効性の確保が必要であることや、積極的に行動することこそが日本自身の国益をもたらすこととなり、日本自らが目に見える形で国際的な責任を果たさねばならないことを述べました。
また、「日本と世界の繁栄」については、「平和と繁栄の回廊」として、先日決定された「経済財政改革の基本方針2009」における最優先課題の一つでもある戦略的な国際貢献の加速や、新しい構想として、ユーラシア大陸をタテ・ヨコ双方でつなげる「ユーラシア・クロスロード」を示しました。
そして、「世界への発信」として、日本のソフトパワーの発信やODAの強化、シンクタンクを通じた知的交流等を挙げ、産官学をあげて日本の知力を結集し、新たな秩序造りの先頭に立って取り組むことの必要性を述べました。
結びに、「 私は、今後とも、平和構築のプロを育てる『寺子屋』事業を、平和国家日本の旗印にすべく、大いに盛り上げていきたいと思っています。自らを厳しく律し、研鑽を重ね、必要な行動を行う者にこそ希望が訪れます。これは、個人も、そして国家も同じことです。私は、この重要な局面において、引き続き日本と国民の安全と繁栄を守り抜きます。 」と述べました。