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ノーベル賞授賞式に当たって
今後の科学技術推進に関する総理メッセージ

平成20年12月11日
 昨日、南部陽一郎博士、小林誠博士、下村脩博士、益川敏英博士の4名に本年のノーベル賞が授与されたことに、改めて祝意を表します。

 戦後、間もない昭和24年に湯川秀樹博士がノーベル賞を受賞した時は、国民に大きな希望を与えましたが、戦後の復興及び高度経済成長を支えたのは日本の科学技術の進歩によるものです。経済新興国の台頭や金融危機の最中、我が国が国際的な競争力を維持・向上するために、今後とも、科学技術を強力に推進してまいります。

 また、日本の発展や成長を支えるのは「人」であり、特に、科学技術力の源泉は、独創性と多様性を備えた人材の養成・確保にあります。世界をリードする優秀な人材を育て、独創的な研究成果を創出できる環境作りを進めるとともに、世界トップレベルの人材が集まる研究環境作りに努めてまいります。また、次代を担う子ども達が科学への関心を高め、その能力を伸ばすための施策を講じてまいります。

 日本の強みは優れた科学と技術の力であり、その強みと底力を伸ばすべく、科学技術政策の強力な推進を図るよう、リーダーシップを発揮してまいりたいと思います。

内閣総理大臣 麻生太郎