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平成16年3月13日、小泉総理は広島県を訪れ、県下の中小企業や厳島神社などを視察しました。
最初に訪れた東広島市の食品加工機総合メーカーは、日本で最初に動力精米機を開発した先駆け企業で、精米機の世界シェア9割、麦の製粉機の世界シェア第2位を誇るトップ企業です。穀物に混入した石などの異物を光で選別し、除去する最新の装置などの説明を受け、「信じられない技術だ。世界を席巻する訳だ。」と感想を述べました。
その後、世界遺産に登録されている厳島神社を訪れ、外国人観光客向けに外国語での説明が用意されているところなどを見学しました。
午後には、同じく世界遺産に登録されている原爆ドームを訪れ、秋葉広島市長の案内で見学しました。
続いて訪れた熊野町では、「筆の里工房」で、伝統工芸品である熊野筆の製造工程を見学しました。熊野筆は、国内の筆生産の8割を占めていますが、近年では、書筆・画筆の生産が減少する一方で、伝統技術を活かした品質の高い化粧用ブラシが世界中の化粧品メーカなどから注目を浴びており、メーキャップ・アーチストが使うプロ用のものまで、幅広く作られています。小泉総理は、化粧用ブラシの感触を確かめるとともに、書筆で「春風接人」(江戸時代の儒学者佐藤一斎のことば「春風接人、秋霜自粛」の一節で、春風のような優しさで人に接し、秋の霜のごとく厳しく自らの行動をただすこと)と揮毫しました。
最後に、呉市内の老舗酒造メーカーを訪れ、清酒の醸造工程を見学しました。
小泉総理は、視察を振り返って、「中小企業頑張っているね。それぞれ大変参考になった。」と感想を述べました。
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