|
平成17年11月19日午前、小泉総理は、ヌリマルAPECハウスに場所を移して行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の2日目の討議に参加しました。
この日の討議では、テロ対策を始めとする安全保障問題について議論され、特に鳥インフルエンザ・感染症対策について活発な議論が展開されました。内外記者会見で小泉総理は、「特に鳥インフルエンザについては、日本としてもこの問題について強い関心を持っておりまして、過日、この対応策を策定しました。今後とも日本として各国と協力して、この問題は世界的な問題であるということから、各国とも協力していきたい。」と述べました。
首脳昼食会の後、APEC各国首脳は、韓国の民族衣装「トゥルマギ」に身を装い、首脳集合写真の撮影を行いました。続いて発表された首脳宣言では、世界貿易機関(WTO)の多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の迅速な進展や知的財産権の保護強化などの「自由貿易の推進」、また鳥インフルエンザ対策や原油高騰への対応などの「安全と透明性」の実現が宣言されました。
その後、小泉総理はカナダのマーティン首相との日加首脳会談を行いました。会談において日本・カナダ経済枠組文書への署名が行われ、本年1月の共同声明でうたわれた、創造的な経済関係に向けて前進していくという両国の認識が再確認されました。
釜山市内のホテルにて行われた内外記者会見において小泉総理は、「今回、活気ある当地で、多くの首脳と有意義な会談が出来ました。5年後の2010年には日本でAPECの会議を主催することが合意されました。韓国における立派な会議を、日本での開催の参考にさせていただきたい。今回、天候にも恵まれ、盧武鉉大統領の故郷でもある当地で、このような韓国政府、
国民の暖かいおもてなしを受けたことに対しまして、あらためて厚く御礼申し上げます。」と述べました。
|