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小泉総理の演説・記者会見等
 

第19回IT戦略本部における
「e−Japan戦略II」の決定についての内閣総理大臣の談話
−IT実感社会を目指して−


平成15年7月2日

 本日、第19回IT戦略本部において、「e−Japan戦略II」を決定しました。
 政府は、2001年1月、「e−Japan戦略」を決定し、「2005年までに世界最先端のIT国家を実現する」という目標を掲げ様々な取り組みを進めてきました。その結果、我が国は、世界有数の速くて安価なインターネットインフラを持つ国となりました。
 今後は、こうしたIT基盤を活かし、ITを社会全体で本格的に活用していく時代がやってきます。一部の専門家だけではなく、国民の一人ひとりがITの恩恵を真に実感できるような「IT実感社会」を実現していくことが大切です。
 IT革命とは、コンピュータを導入し電子化を進めることではなく、ITを用いて無駄を排し、社会・経済の構造改革を進めるとともに、構造改革の”果実”を再分配し、新しい産業や市場を創出することです。「構造改革」と「新たな価値の創造」、この二つを新たな戦略思想として、「インフラの整備」から「ITを活用すること」に政策の軸足を移していきます。
 新戦略は、「医療」、「食」、「生活」などの国民に身近で大きな効果が期待できる7つの分野を先導的な分野とし、官民が共同して達成すべき数値目標を掲げて具体的な方策を示しました。7分野の成果を早期に他の分野に波及させ、社会全体のIT化を進めていきます。
 さらに、「2006年以降も最先端であり続ける」という目標を加え、「元気・安心・感動・便利」な社会の実現を目指します。
 新戦略を現実のものとするためには、これまで以上に、官民双方の確固たる意志と努力が必要です。国民の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。