平成30年6月5日
内閣官房

「平成29年度水循環施策」(水循環白書)を閣議決定
〜頻発している渇水に対して様々な主体が連携した取組について特集〜

 「平成29年度水循環施策」(水循環白書)が、本日、閣議決定されました。
 今年度の白書では「渇水を通じて水の有効利用を考える」を特集テーマに、水を扱う様々な主体の連携によって渇水の影響を最小限に抑えている事例等を挙げ、その効果について解説を加えています。
 また、水循環に関する施策の背景とこれまでの進捗状況、平成29年度に講じた施策について報告しています。

○水循環基本法(平成26年法律第16号)第12条の規定では、政府が水循環に関して講じた施策について毎年国会に報告することになっています。

○「平成29年度水循環施策」(水循環白書)は、以下の3部構成となっています。

特集 渇水を通じて水の有効利用を考える 〜 水を賢く使う、長く使う 〜

 「渇水」に対して、水を扱う様々な主体の取組が連携し、渇水の影響を最小限に抑えている首都圏の事例等を紹介し、解説を加えています。また、平時より実施している水を有効利用するための取組についても紹介しています。
平成28年の渇水時の矢木沢ダム (群馬県)

再生水を親水用水として活用している「せせらぎの里」(東京都)

日本パビリオンにて皇太子殿下に対し我が国の水循環施策について説明する秋本国土交通大臣政務官
第1部水循環をめぐる動向
 水循環に関する施策の背景やこれまでの進捗状況について紹介しています。
第2部平成29年度 水循環に関して講じた施策
 平成27年7月に閣議決定された「水循環基本計画」に盛り込まれた施策について、平成29年度に講じた施策について報告しています。

お問い合わせ先

内閣官房水循環政策本部事務局 加納、東郷、酒井
TEL:03-5253-8389(直通)
E-mail:mizujyunkan_LAWアットマークmlit.go.jp
(メール送信の際には「アットマーク」を「@」にしてください)