新たに「流域水循環計画」10計画を認定
〜流域マネジメントのさらなる推進に向けて〜

 内閣官房水循環政策本部事務局(以下、「水循環事務局」という。)は、全国各地の水循環に関する計画等について水循環基本計画に基づく「流域水循環計画」に該当するか否かの確認を行い、新たに10計画を認定しました。これにより平成29年1月に公表した17計画と合わせ、「流域水循環計画」は合計27計画となりました。

1.「流域水循環計画」の認定について
 水循環事務局では、健全な水循環のための流域マネジメント※1の更なる普及と活動の活性化を図ることを目的として、定期的に全国各地において策定されている水循環に関する計画等の内容を確認し、「流域水循環計画」として認定・公表しています。
 平成29年1月には、17の計画が「流域水循環計画」に該当すると公表しました。
 今般、第2回として情報提供いただいた計画について、前回同様、流域水循環アドバイザー※2の意見等を踏まえ確認を行い、10の計画が「流域水循環計画」に該当すると認められましたので公表します。
 これにより、水循環基本計画に基づく「流域水循環計画」は合計27計画となりました。
2.今後の予定
 今後、これらの計画から、先進的な流域マネジメントに関するモデル調査対象を選定して活動の支援や有効な取組の紹介をしたり、水循環白書、事例集等の各種公表資料で紹介することで、さらなる広報、普及活動に取り組んでいくこととしています。
 なお、今後も引き続き「流域水循環計画」に該当しているか否かの確認を行っていくこととしており、新たに認定した計画については定期的に公表していきます。
※1 流域マネジメント
 森林、河川、農地、都市、湖沼、沿岸地域等において、人の営みと水量、水質、水と関わる自然環境を良好な状態に保つ、又は改善するため、様々な取り組みを通じ、流域において関係する行政などの公的機関、事業者、団体、住民等がそれぞれ連携して活動すること。
※2 流域水循環アドバイザー
 水循環政策本部事務局が流域マネジメントの取り組みを進めるにあたり、様々な視点から助言をいただくために依頼している学識者
東京大学 生産技術研究所沖  大幹 教授
東京学芸大学 環境教育研究センター吉冨 友恭 准教授
愛媛大学大学院 農学研究科武山 絵美 准教授
○情報提供・お問い合わせ先
内閣官房水循環政策本部事務局 加納、東郷、石黒
TEL:03-5253-8389(直通)
E-mail:mizujyunkan_LAWアットマークmlit.go.jp
(メール送信の際には「アットマーク」を「@」にしてください)