平成30年3月27日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。私からは特に冒頭ございません。質問がありましたらお願いします。

2.質疑応答
(記 者)
 五輪とは関係ないですが、森友学園に関する文書の書き換え問題で、今日、佐川前国税庁長官が証人喚問されます。誰が書き換えたのかなど幾つか注目点があるんですが、閣僚の一員として喚問にどのような内容を期待してるかお聞かせください
(大 臣)
 予算委員会等の質疑もあり、今御指摘のように書き換えの理由や、誰が指示したかとか、そういう論点が浮き彫りになってきたと思います。今日の証人喚問でそうした疑問点がつまびらかになり、そういうことを明らかにする中で、行政に対する信用が失われてしまったわけですから、信頼を取り戻す、そういう証人喚問になることを期待しております。
(記 者)
 先日、自民党大会で平昌五輪のスピードスケートで活躍した高木美帆選手が、冬季競技用のナショナルトレーニングセンターをつくってほしいという話をされておりましたが、大臣がその必要性をどのように判断しているかということと、政府として検討状況があればお聞かせください。
(大 臣)
 検討状況はまだ具体的なものは聞いておりません。今、ナショナルトレーニングセンターで新たな拡充の予算もついており、現在建てております。そして中身においても例えば、オリンピックの選手、パラリンピックの選手が共にナショナルトレーニングセンターを使うということになっております。そういう中で夏のスポーツと冬のスポーツを分け整備する必要があるのか、今のナショナルトレーニングセンターの中で一体的に活用することができるのかどうか、そういうこともしっかり検討しなければいけないと思います。今はまずナショナルトレーニングセンターの拡充、充実ということを進めるということです。
(記 者)
 先程の森友の問題に戻ってしまうんですが、今日の閣議だったり、閣僚懇の中で、総理大臣の方から何かこの件に関して話があったりとか、また公文書の管理などについての指示みたいなものはあったのでしょうか。
(大 臣)
 今日はございませんでした。
(記 者)
 先程の森友の件に関連して、本日、佐川氏の証人喚問行われると思うのですが、それ以外に、政治家の方々の関与も疑われたりとかしていて、内閣支持率も10%程度下がっているところがほとんどという状況だと思いますが、その中で政府が信用を取り戻していくには、どういった姿勢が求められると思われますか。
(大 臣)
 まずは全容解明するということだと思います。そしてそれを踏まえ、公文書管理の在り方を徹底する。今後そうしたことが再発しないような体制をしっかり構築していくということが信頼回復につながる第一歩だと思います。

以上