平成30年4月20日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。
 私の方からは特にございません。どうぞ、何かありましたら。

2.質疑応答
(記 者)
 おはようございます。
 先日、バンコクで開かれた国際競技連盟連合会合で、国際セーリング連盟の会長が、2020年大会におけるセーリング会場の準備の後れを指摘したそうですけれども、この件について、大臣はどのようなお考えでしょうか。
(大 臣)
 そういう報道があったということを承知しております。大会開催までだんだん日数が迫っているわけでありますけれども、競技日程、それからコースなど、具体的な開催条件を今詰めているところで、そういうふうに承知しております。
 我々もベストな環境を提供するという思いでありますので、よりよい大会にするという観点から、様々な議論が行われていると理解しております。
 神奈川県の黒岩知事さんは、18日の記者会見で、漁業関係者に十分に御理解を頂いた上で、丁寧に話を進めようとしており、準備が後れているとは思っていないという発言をされたと聞いております。 大会準備の進捗管理、これは重要ですので、我々としてもどういう状況になっているか、それを組織委員会に確認をしたいと、そういうふうに思っています。
(記 者)
 組織委員会の方にこれから確認するということでしょうか。
(大 臣)
 そのバンコクの大会というか会議には、組織委員会も行っておられるわけですから、直接どういう状況なのか聞いてみたいと思います。
(記 者)
 あとそれから、昨日、国会の方で大臣は、議員在職25年の永年在職議員の表彰を受けられたということで、おめでとうございます。
 一口に25年と言っても、すごく長いと思うのですけれども、感想と、それからこれからの抱負というか、その辺りを聞かせてください。
(大 臣)
 長かったようで短かったようで、また短かったようで長かったような感じがします。
 昨日も謝辞を議場で述べさせていただきましたけれども、岩手県選出の国会議員という立場から言えば、やはり今一番に取り組まなきゃいけないのは、東日本大震災からの復興、これを完遂するということでありますので、それに全力投球。
 それから先の新しい東北、新しい岩手県、これをつくっていくということも重要な視点だと思いますので、地元では国際リニアコライダーという加速器の国際研究施設を是非誘致したいという動きもございます。
 それから、今の立場から言えば、2020年は復興五輪ということになっておりますので、真にその名前にふさわしいような大会として成功させなきゃいけないと。25年を機に、またそういう当面の問題についても、思いを新たにしたところです。
(記 者)
 明日から靖国神社の春季例大祭が予定されておりますが、大臣の方は御参拝の御予定というのはあるのでしょうか。
(大 臣)
 さきの大戦で、国を思い亡くなられた方々に対する尊崇の気持ちは、私は強く持っておりますが、例年、靖国神社に直接赴いて参拝をするということは、今までもしておりませんので、今年も同様に対応したいと思っています。
(記 者)
 先程のバンコクでのスポーツの国際会議のセーリングの件で、補足でお伺いしたいのですが、国際連盟の方からは、先程お話のあったレース海域が、まだ漁業者との調整があって決まっていないことに加えて、警備上でも課題があるというふうに国際連盟の方から会議の中で指摘があったのですが、この点について、大臣の現在受け止めと、今後必要な対応について、お考えがあれば。
(大 臣)
 黒岩知事さんが丁寧に進めているということで、いろいろなことなのだと思いますが、例えば、漁業者の方も基本的には2020年東京大会セーリング競技に協力をすると、そういう基本的な思いは持っておられるというふうに聞いておりますので、あとは、その漁期との、シラス漁でしょうか、との課題があると思いますが、そういうのを丁寧にやはりみんな納得する形ですね。関係者が。解決することが大切で、知事さんがそういう形で取り組んでいただいているというふうに理解をしております。
 また、警備の問題は、レース中に他の一般船舶が近づかないようにするとか、様々あると思いますが、そういうことについても、実際、今どうなっているのか、私も十分、課題は報道で承知したわけでありますが、現状どうなっているか分かりませんので、組織委員会からよくお話を伺って、進捗状況を聞いてみたいと思います。
 
 以上