サイバーセキュリティ月間における松野内閣官房長官メッセージ

更新日:令和4年2月1日 内閣官房長官談話など

 内閣官房長官の松野でございます。「サイバーセキュリティ月間」を迎えるに当たり、一言申し上げます。

 政府では、サイバーセキュリティ基本法に基づき、毎年2月1日から3月18日までを「サイバーセキュリティ月間」として、産学官民で連携して、普及啓発活動に取り組んでいます。

 今や幅広い世代の方々がインターネットを利用され、新型コロナウイルス感染症対応においても、テレワークの拡大や教育でのデジタル活用、いわゆるGIGAスクールの推進など、サイバー空間の活用やデジタル化が一層重要になっています。

 その一方で、生活や経済の基盤となるインフラを狙って、データを暗号化したり、業務情報・個人情報を盗み取った上で、その解除等と引換えに金銭を要求するランサムウェア攻撃など、日々の暮らしを脅かす事例も増加しています。こうした脅威に対応するためにも、一人一人の意識・理解を深め、「誰一人取り残さず」サイバーセキュリティを確保することが必要です。

 本月間では、ランサムウェア攻撃の実情や対応、東京2020大会の成果を紹介するセミナーの開催など、オンラインを中心に様々なイベントが予定されています。これを一つの機会として、改めてサイバーセキュリティに意識を向け、「全員参加」で取組を進めていただきたいと思います。

 政府では、デジタル庁を司令塔として、社会のデジタル化を強力に推進しています。あわせて、サイバーセキュリティの確保に万全を期してまいりますので、今後とも、政府の取組に対する皆様の御理解と御協力をお願いします。

令和4年2月1日 サイバーセキュリティ戦略本部長
内閣官房長官 松野 博一

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