平成22年5月7日(金)午後

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鹿児島県知事・徳之島3町長らとの会談について

 それでは、15時から16時超まで、鹿児島県知事、並びに徳之島3町を含めて、奄美の協議会の会長さんを併せての会談がございましたので、会見をしたいと思います。政府側の出席者は、総理、私(官房長官)、松野官房副長官、瀧野官房副長官が政府側の出席でございます。先方からは、伊藤祐一郎 鹿児島県知事、金子万寿夫 鹿児島県議会議長、徳田毅 衆議院議員、高岡秀規 徳之島町長、大久幸助 天城町長、大久保明 伊仙町長、朝山毅 奄美群島広域事務組合管理者(奄美市長)、平安正盛 奄美群島市町村長会会長、町田末吉 奄美群島市町村議会議長会会長と、こういう方々が官邸に来られての会談と、こういうことになりました。まず、冒頭オープンのところでは、総理の方から今日までの経過、またはこういうお出会いを出来たことに感謝ということで、総理からご発言がございました。また、それを受けて、知事の方からも徳之島3町を含めて鹿児島県としては同じ考え方で今日は会談に臨みたいとこういうお話がございました。次に、徳之島3町を代表して、島民反対集会、4月18日の反対集会の概要、更には2万5千人を超える基地反対・徳之島への移設反対の署名を持って来られて、総理にこういう趣旨での民意はこういうことなんだということを含めた署名を総理に手渡されたと、こういうことでございます。徳之島への普天間飛行場の移設については一部移転等であっても断固反対と、この意向が示されたわけでございます。私共の政府の立場では、総理の方、また私(官房長官)も補足的な立場でございましたが、概略、報道先行していろいろな情報が錯綜をし、島民の皆さんに混乱を生じ、ご迷惑をかけたことをまずお詫びを申し上げました。更に政府の立場では我が国の安全保障という観点、沖縄県民の負担軽減という観点から、米軍の基地の負担を全国で分かち合うことが必要であると、それぞれ日本全国数十箇所で今日まで模索をしてきましたと。その一定の結論として米海兵隊の機能、運用上の観点から見ましても普天間飛行場の一部移転について、是非徳之島にお願いをしたいとこういう思いは持っているということを、総理の方からご発言をいたしました。島民の皆さんの反対の民意は重く受け止めていかなければならないということではありますが、以上の日本の置かれている状況、海兵隊の運用の問題、安全保障の問題、沖縄県民の皆さんの負担を軽減と、こういう観点から民意を重く受け止めなければならない、この気持ちは大事にしたいと思っておりますが、理解をいただきながらお願いをしたいと、こういうことを申し上げました。今後も出来る限りの思いでご理解をいただける範囲でこれからも協議を進めていただきたいと、そういう機会をお作りをいただきたいと、こういうことを総理の方から申し上げたところでございます。加えて、それぞれの3町長がお一人おひとり、それぞれの民意を代表してご発言が、反対であるとか、なぜ徳之島は駄目なのかという歴史的な背景も含めてのご表明がございました。私(官房長官)の方から、大体そういうことを受けて、お願いをこれからもしたいとこういうことを申し上げたところでございます。大体概略を申し上げますとそういう状況だというふうに思います。特に基地の問題についていえば、徳之島の島民の特性、特に農業振興を中心として今日まで来ていると、あるいは観光という美しい徳之島を守りたい、次の世代のために守っていきたいと、こういうところを含めて、基地なり一部移転がくれば、農業が駄目になるとか、そんな話も発言の中に散りばめながら反対だということを、発言をされたところでございます。大まかに申し上げますと、そういう状況でございます。大体そんな感じでしょうか。奄美の協議会の会長の方からは奄美の振興についてのご発言がございました。特に今回の予算で29パーセント減額されていると、この群島を含めて、これからの振興策については、基地の問題とは別に是非ご支援をお願いをしたいとこういうご発言もございました。

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