平成22年11月24日(水)午後

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北朝鮮による砲撃事件について

 まずは北朝鮮の砲撃事件に対して、私(官房長官)から皆さん方に報告をいたします。新たに民間人2名が、この砲撃事件で死亡したことが確認をされました。日本政府としても心からの弔意を表したいと考えます。お悔やみを申し上げます。

本日の政府の対応について

 それから、本日の政府の対応について報告をいたしたいと思います。午前11時より菅総理の主催で「北朝鮮による砲撃事件対策本部」が開催をされまして、情報収集、韓国・米国等関係国との緊密な連携、国民の安全・安心の確保に万全な対応をとることといたしました。関係国との連携につきましては、正午過ぎに、12時8分頃に電話が繋がったと思いますが、菅総理は李明博大統領と電話会談を行ないまして、犠牲者に対する弔意を表明し、「韓国政府の冷静かつ断固とした対応を高く評価するとともに、韓国政府の立場を強く支持する」旨、述べました。李明博大統領からは、「日本政府の支持と、迅速で力強い対応に感謝する。韓国国民も感謝している」旨の発言がございました。また菅総理から、「今回の北朝鮮の挑発行為は許し難いものであり、ウラン濃縮活動の公表とともに、北朝鮮は、北東アジア地域全体の平和と安定を損ねている。国連の場を含め、国際社会が一致して対応することが重要であって、今後とも日韓及び日韓米で緊密に連携していきたい」旨述べました。李大統領からは、「直前にオバマ大統領との間で、電話会談を行なって、韓日米が緊密に連携していくことが重要であることを確認したところである」という旨、お聞きしました。李明博大統領がそのように述べられておりました。両首脳は、日韓、日米韓の緊密な連携を進めることで一致するとともに、北朝鮮との関係において、中国の役割は重要であるとの認識で一致し、日本も中国に働きかけていきたい旨、総理から発言がございました。続いて、3時30分から前原外務大臣が程駐日中国大使と会見をいたしまして、日中両国が連携して対応していくことを確認をいたしました。政府としては、事件発生以降、米国等主要関係各国との間で、外交ルート等を通じて情報収集及び今後の対応について活発な調整を進めているところでございます。国内に対する説明といたしましては、12時30分より政府・民主首脳会議、続いて午後1時15分より与党党首会談、つまり国民新党の亀井党首とでございますが、党首会談が開催され、本件に対する政府の対応等について説明を行いました。午後4時からは与野党党首会談が開催され、本件に対する政府の対応について説明を行ないました。そこで4時からの与野党党首会談でありますが、まずは総理から「ご出席をいただいてありがとうございました」という感謝の意が表されて、更に今回の事態につき、なるべく早く報告させていただき、ご意見を承ると考えて、このような場を作らせていただいたと、昨日からの一連の動きの説明でございます。それから日韓首脳会談、電話による首脳会談の内容、先程申し上げました、李明博大統領から迅速な対応への感謝の表明、日米韓の連携の重要性、中国に対して北朝鮮のこのような動きを抑えてもらうように両国国際社会で求めていく、そういう会談内容を紹介した後、各党首へ発言をお願いをしたところでございます。で、その後私(官房長官)の方から若干補足的な説明を、資料に基づいて行いました。そこで各野党の党首から、それぞれお一人ずつご発言をいただいたということでございます。自民党、公明党、それからみんなの党、共産党、それから社会民主党、たちあがれ平沼代表、舛添党首、それぞれからお話をいただいたところでございます。各野党の皆さん方のお話についてはたぶん、野党の皆さん方がブリーフされていると思いますので、現段階では、私(官房長官)の方からご紹介するのは差し控えたいと存じます。

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