まず、私(官房長官)から何点か御報告をさせていただきます。まず、福島第一原発事故の状況でございます。
詳細は、それぞれ関係部局から御報告をさせていただいているかというふうに思いますが、引き続き、菅総理のイニシアティブの下、内閣官房、経済産業省、原子力安全保安院、自衛隊、警察、消防、更には東京電力が官民挙げて事態の悪化を阻止し、収束に向かわせるべく全力を挙げての取組みが続いているところでございます。
一歩一歩の改善が見られておりますが、なお、予断を許さない状況であると認識をいたしております。
1号機から3号機の原子炉については、海水注入によって一定の安定状況にありますが、引き続きこの冷却を継続するべく努めているところでございます。
当面の課題は、各号機の使用済み燃料プールの冷却でございますが、これについては、皆さん御承知のとおり、17日には自衛隊のヘリによる上空からの散水、機動隊、自衛隊による陸上からの注水、昨日も自衛隊、東電、そして東京消防庁、ハイパーレスキュー隊による地上からの注水を実施したところでございます。
本日も東京消防庁による地上からの注水を実施することとし、更には、ここまでは3号機でございますが、4号機についても自衛隊によるプールへの注水を検討準備しているところでございます。
途中段階でございまして、現時点で確定的なことは申し上げられませんが、3号機の使用済み燃料プールには、一定の注水に成功したと見ており、現時点では、一定の安定状況にあるのではないかと。しかしながら、予断をもつことなく、引き続き3号機に対する注水、そして4号機への注水を安定的に行うことによって、これらの状況を改善の方向に向かわせるべく努力をしてまいります。
更には、より抜本的な解決に向けて、外部電力の復旧に向けた作業が一歩一歩進んでおります。この外部電力の復旧によって、各原子炉の状況のモニタリングあるいは冷却についてのより安定的な状況をつくるべく努力をいただいているところであります。
更には、注水についても、より安定的にプールへの注水ができる手段を検討し、さまざまな装備等について準備をいたしているという報告を受けております。