平成23年8月19日(金)午後

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出荷制限について

 まず私(官房長官)から1点ご報告がございます。
 宮城県における牛の県外への移動及びと畜場への出荷の制限について、一部解除をすることといたしました。
 本日、原子力災害対策特別措置法第20条第3項の規定に基づき、宮城県知事に指示をしたものでございます。
 この指示は、宮城県において牛の適切な飼養管理や、全頭検査等による安全管理体制が確立され、出荷管理の体制が確保されたことを受けたことを受けた措置でございます。
 具体的には、適切な飼養管理の徹底については、宮城県が責任を持って管理し、汚染稲わらの使用停止と隔離を徹底する。
 汚染稲わらを給与した牛の飼養農家や、汚染稲わらについての立ち入り調査が実施されていない農家などの全頭検査を実施をする。
 全頭検査対象農家以外の農家について、初回に出荷する牛のうち、1頭以上を検査し、その検査結果が50ベクレル/kg以下となる場合に出荷を認めることとするというものでございます。
 一部解除、つまり管理された形で安全性が確認されたもののみを出荷を認めるということでございますので、その点は誤解のないようにお願いをいたします。
 全頭検査が実施されますので、食品衛生法の暫定規制値を超える牛が発見されるということは今後もあり得るわけでありますが、正にこうしたものがきちっと排除される仕組みを組み立てたということ、つまり安全管理体制が機能していることを示すことになりますので、その点はご理解をいただきたいというふうに思います。
 なお、福島県の牛についても、福島県及び関係省庁で宮城県同様の出荷管理の実施について協議をしてきたところでありますが、本日、汚染稲わらを給与した経緯がないとされる福島県の牛の肉から、暫定規制値を超える放射性セシウムを検出したことが確認されたことから、これについての福島県での原因調査が終了するまでの間、福島県での、この管理された出荷による一部解除の導入は見合わせることといたしたところでございます。
 今後、福島県については、原因調査が終了した後、その結果も踏まえて適切な安全管理体制について、福島県及び関係省庁で協議をしてまいります。
 詳しくは厚生労働省及び農林水産省にお尋ね下さい。

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