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首相官邸 Prime Minister of Japan and His Cabinet
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平成28年7月19日(火)午前

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北朝鮮の弾道ミサイル発射事案について

 北朝鮮は、本日午前5時44分頃及び6時36分頃、北朝鮮西岸の黄州(ファンジュ)付近から、それぞれ1発の弾道ミサイルを発射した模様であります。発射された弾道ミサイルは、1発目が約400キロメートル、2発目は約500キロメートル飛翔し、それぞれ日本海上に落下したものと推定をされます。なお、詳細については、現在、分析中であります。現在までのところ、航空機や船舶からの被害報告等の情報は確認をされておりません。
 政府においては、防衛省から内閣官房への一報を受け、直ちに、総理、官房長官に報告をいたしました。総理からは、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこと、航空機、船舶等の安全確認を徹底すること、不測の事態に備え、万全の態勢をとること、との指示がありました。また、官邸危機管理センターに設置している「北朝鮮情勢に関する官邸対策室」において情報を集約しました。また、本日午前7時15分から関係省庁局長級会議を開催し、情報の集約及び対応について協議を行いました。
 今回の北朝鮮による弾道ミサイルの発射は、航空機や船舶の安全確保の観点から極めて問題のある行為であり、また、先般採択された決議第2270号を含む関連安保理決議及び日朝平壌宣言に違反するとともに、六者会合共同声明の趣旨に反するもので、直ちに北京の「大使館」ルートを通じて、北朝鮮に対して厳重な抗議を行ったところであります。
 政府としては、総理からの指示に基づいて、国連安保理の場を含め、同盟国たる米国や韓国を始めとする関係国と緊密に連携をしながら、北朝鮮に自制を強く求めるとともに、いかなる事態にも対応することができるよう、緊張感を持って、必要な対応に万全を期しております。適切に情報を今後伝達してまいりますので、国民の皆さんには政府からの情報に注意をし、落ち着いて行動していただきますようお願いしたいと思います。

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