平成29年8月29日(火)午前

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北朝鮮による弾道ミサイル発射事案について(2)

 北朝鮮は、本日5時58分頃、北朝鮮の西岸付近から1発の弾道ミサイルを北東方向に発射した模様です。この弾道ミサイルは、北海道・渡島半島及び襟裳岬上空を通過した後、本邦の東約1,180キロメートルの太平洋上に落下したものと推定されます。現時点では、我が国領域及びその近くへの落下物は確認されておらず、現在までのところ、航空機や船舶からの被害報告等の情報は確認されておりません。また、自衛隊による破壊措置の実施はありませんでした。政府としては、引き続き、我が国の領域及びその近くの落下物の有無等について、関係機関を通じて、確認作業を実施しているところであります。今回の北朝鮮による、弾道ミサイルの発射は、我が国の安全保障にとって、これまでにない深刻かつ重大な脅威であるとともに、アジア太平洋地域の平和と安全を脅かすものであります。何らの事前通報もなく同水域に着弾させたことは、航空機や船舶の安全確保の観点からも極めて問題のある行為であります。また、本日午前7時8分頃から国家安全保障会議を開催し、情報の集約及び対応について協議を行いました。国家安全保障会議においては、総理からの6点の指示を改めて確認するとともに、我が国として、引き続き国際社会との協力・連携を更に強化しつつ、北朝鮮に強く自制を求め、国連安保理における更なる対応を含め、断固たる対応を取っていく、このことを確認いたしました。政府としては、北朝鮮による今般の弾道ミサイルの発射に対して直ちに北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に対し厳重に抗議を行い、最も強い表現で断固として非難するとともに、国連安保理の緊急会合を要請しました。更に、先ほどの国家安全保障会議では、内閣官房長官声明をお手元の配布資料のとおり確認しました。いずれにしろ、情報の収集及び分析に全力を尽くし、新たな情報については、国民各位に対して情報提供を行ってまいります。政府としては、米国や韓国等の関係国と緊密に連携し、引き続き緊張感を持って、国民の安全と安心の確保に全力を尽くしてまいりますので、国民の方々には、冷静に、平常どおりの生活を送っていただきたいと思います。

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