首相官邸
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平成20年3月7日(金)午後
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○北海道洞爺湖サミット及び一連の閣僚会合について
 今年はG8議長国でございますけれども、7月7日から9日まで北海道洞爺湖サミットがあるわけであります。ちょうど今日は3月7日、4ヶ月前ということでございますから、もう皆さん十分ご承知のことと思いますが、改めて、このサミット、そしてそれに向けてのいろいろな活動というものをご理解をいただきたいと思います。
 この最初のパネルは、これだけ国際会議が、エネルギー大臣会合をはじめ、気候変動関係、外務大臣会合、洞爺湖サミットまで、10の国際会議があった上で洞爺湖サミットがあると11、これが、3月から7月までですから、4か月の間に、これだけ集中して国際会議が開かれるというのは、多分日本の外交史上例がないことだろうと思っております。それだけ、私(官房長官)はこの3月下旬から7月にかけて、世界の要人が日本に来るということでございますし、それも東京ばかりではなくて、ご覧のとおり、北海道をはじめとして青森から新潟、京都、大阪、そして沖縄、神戸、横浜、本当に日本国中でこうしたものが開かれるというのは、大変意義があると思っております。
 そして、それぞれがやはり、洞爺湖サミットに関係してくるんだということをご理解をいただければと思いますが、サミットはもともと経済サミットと言っていたくらいですから、世界経済のことが当然一番大きな話題になるんですが、5月には労働大臣会合、6月には財務大臣会合ということで、このサミットにつながってまります。環境問題も大きなテーマであることはご承知のとおりでありますが、グレンイーグルス対話に始まりまして、環境大臣会合或いはエネルギー大臣会合ということでサミットにつながってくる。開発・アフリカ問題も一つの大きなテーマになってまいりますけれども、4月には開発大臣、日本の場合は外務大臣でございますけれども、そして5月にはTICAD IVということで、大いに開発問題を議論してサミットにつながる。そして様々な政治問題も取り上げられますけれども、例えば組織犯罪、テロ問題については、司法・内務大臣、日本ですと法務大臣が出席をし、外務大臣が例えば北朝鮮の問題等々をここで議論をするということで、4つのテーマに即して、こうした様々な会議が行なわれているという、そういう相関関係にあるということをご理解をいただければと思っております。
○サミット運営に当たっての環境への配慮について
 それから、特に環境問題ということで、ご覧をいただければと思うんですけれども、いろいろ環境面の配慮というのがあります。こちらに国際メディアセンターというものが、サミット会場の比較的そばの留寿都村という所にできるのであります。ここに、メディアの皆さん方が何百人か、何千人かお入りになって、ここから世界に発信が行なわれますが、この建物自身も、今建てているところでありますが、ご覧いただいたように、太陽光発電パネルもありますし、壁が全部間伐材を利用したというようなこと、或いは太陽光発電パネルもある、シースルー型、一般型、違いは私(官房長官)にはちょっとよく分かりませんけれども、それから、雪室、雪を貯めておいて、ここでまた雪冷房をやるとかですね、こういうメディアセンターの建設に当たっても、こうした環境配慮がありますし、この中に環境ショーケースというものを作ることになっております。この中で、北海道の地元の技術を含めて、最先端の環境技術のいろいろなものを展示しようと。例えば北海道の住宅というのは、非常に暖房効率が良いのでありますが、それを、更に暖房効率を良くして、およそ冬場であっても全く暖房器具を使わないでも十分に暖かい、そんな住宅を環境ショーケースの中に置くなどのことを、今考えているわけであります。それから次世代自動車によるシャトル、このメディアセンターとサミットの会場を、燃料電池車を使ったりとか、或いはハイブリッド車を使うというようなことで、シャトルサービスをしたり、会議全体も、宿泊施設を含めて省エネ化・環境配慮、また、ゴミの分別などをやったり、最後に、このカーボンオフセットという概念があるようであります。これは、サミット会場で、いろいろな、どうしても避けられない排出というのが、CO2が出てまいりますが、それを、他の何らかの方法によって減らして、トータルのCO2の排出量をプラ・マイ・ゼロにもっていこうという、カーボンオフセットという考え方で、このサミット全体を仕上げていこうということでございます。
 政府といたしましては、このサミット成功に向けまして、最大限の努力をしていこうということでございます。


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