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平成21年4月14日(火)午前
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資料
[PDF形式] 北朝鮮に関する議長声明(和文仮訳)
[PDF形式] DPRK PRST
○閣議の概要について
 閣議の概要を申し上げます。  国会提出案件として、「答弁書16件」について、ほか1件及び政令・人事案件が決定されました。次に、大臣発言として、与謝野大臣から「経済危機対策」について、農林水産大臣から「緑の募金運動に対する協力依頼」についてのご発言がございました。
 閣僚懇談会においては、野田大臣から「『交通事故死ゼロを目指す日』の実施」についてのご発言がございました。
○国連安保理の北朝鮮に関する議長声明について
 もう一件、安保理の北朝鮮に対する声明について申し上げます。
 日本時間の14日未明、正確には午前4時10分と言われていますが、現地時間ではニューヨーク時間13日の午後になります。国連安全保障理事会が北朝鮮によるミサイル発射に関する議長声明を発出いたしました。これは大きな成果と受け止めております。
 我が国は国際社会が一致した強いメッセージを迅速に発出することを目指して、米国を始めとする関係国と緊密に連携を取りながら、あらゆるレベルで外交努力を重ねてきました。最終局面の11日にはタイのパタヤにおいて総理、外相が中・韓両国の首脳、外相と極めて意義ある協議を行ないました。このような外交努力の結果、今回の議長声明は北朝鮮によるミサイル発射を安保理決議第1718号違反として非難するとともに、同決議の履行を徹底するための具体的手続きを盛り込むなど、我が国の主張に沿った、異例に強い内容となりました。これは今回のミサイル発射で最も深刻な、危険にさらされた我が国のみならず、国際社会の平和と安全にとって重要な意義を要すると考えます。
 我が国としては六者協議の枠組みを通じて、拉致、核、ミサイルといった北朝鮮を巡る諸懸案の包括的解決に向けて引き続き積極的に取り組んでいく考えに変わりありません。この機会に、北朝鮮が安保理決議1718号を完全に履行すると同時に、拉致問題にも真剣に取り組み、先ずは、昨年8月の日朝実務者協議の合意に従って、拉致被害者に関する全面的な調査を開始することを求めたいと考えます。
 なお、お手元には英文の本文と和文の仮訳を付けさせてお届けさせていただきました。私からは以上でございます。

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