*1. 身体的障害:吐き気、頭痛、皮膚のやけど、下痢、脱毛などの放射線被ばくによって起こる症状で、1000ミリシーベルト以上の被ばくで起こり、それ以下の線量では起こらない。
*2.がんのリスク:高い線量を受けた場合、1000ミリシーベルト当たり10%(短期間の被ばく)または5%(何年にもわたる被ばく)程度、がん発生率の増加がある。なお、100ミリシーベルト以下では、科学的には確認されていないが、これと同じ割合でがん発生率が増加(=100 ミリシーベルトで1%または0.5%)するリスクがある、と放射線防護上想定している。
*3.ミリシーベルト:放射線による《人体への影響の程度》を表す、放射線防護のための単位。
*4. 今回の福島での事故に当たり、日本の原子力安全委員会は、このICRPの定める緊急時被ばく状況の国際的な目安の中から、最も厳しい(安全寄りの)数値=年間20ミリシーベルトを基準に選び、政府はそれに従って避難等の対策を決定した。