全世代型社会保障構築会議・全世代型社会保障構築本部

更新日:令和4年12月16日 総理の一日

 令和4年12月16日、岸田総理は、総理大臣官邸で第12回全世代型社会保障構築会議・第5回全世代型社会保障構築本部を開催しました。

 会議では、全世代型社会保障構築会議報告書について、意見交換が行われました。

 総理は、本日の意見交換を踏まえ、次のように述べました。

「全世代型社会保障の構築については、私から本年9月に、議論を進め御報告をいただくようお願いをしたところ、清家座長を始め、全世代型社会保障構築会議の構成員の皆様において、今般報告書を取りまとめていただきました。誠にありがとうございました。政府としては、本報告書に基づき、改革を進めてまいりたいと考えております。
 特に、こども・子育て支援の充実については、御報告いただいた内容を含め、今後こども家庭庁の下で、こどもの視点に立って、必要なこども政策が何かをしっかりと議論した上で、体系的に取りまとめ、社会全体での費用負担の在り方の検討とあわせ、取り組んでいく必要があります。その上で、来年度の骨太の方針には、こども予算の倍増を目指していくための当面の道筋を示してまいります。
 さらに、足元の課題として掲げられた医療保険制度や医療制度の課題については、次期通常国会に向けて、厚生労働省において速やかに法案作成作業を進めるよう、お願いいたします。
 また、本日報告のあった『介護職員の働く環境改善に向けた政策パッケージ』については、総理表彰を含めて、これに基づき、取組を進めていただきたいと思います。
 人口減少の流れを変え、超高齢社会に備えるため、足元の課題とともに、中長期的な課題について、時間軸と地域軸を持ち、全世代で支え合い、人口減少・超高齢社会の課題を克服するための取組を着実に進めるよう、各大臣においてはしっかりと御対応をお願いいたします。」

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