北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会及び地村保志氏等との面会

更新日:令和5年1月24日 総理の一日

 令和5年1月24日、岸田総理は、総理大臣官邸で北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会及び拉致被害者の地村保志(ちむら やすし)氏等と面会しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「皆様方大変お忙しい中、官邸まで足を運んでいただきまして誠にありがとうございます。そして、顧問を務めております松崎市長さんを始め、救う会福井の皆様方におかれましては、地村さん御夫妻が御帰国されてから今日まで、様々な形できめ細かな支援や対応をしていただいておりますこと、私の立場からも心から厚く御礼申し上げたいと思います。
 そして、先ほど市長さんからも御指摘いただきましたように、先日、G7の議長として、フランス、イタリア、英国、カナダ、米国の各国を回ってまいりました。そしてその際に、全ての国から拉致問題に対する対応、理解をもらい、連携を確認した、こうしたことでありました。その中で、特に米国との間においては、日米共同声明の中に、拉致問題解決に向けての米国のコミットメント、これを書き込むなど、バイデン大統領含めて、大変力強い取組の姿勢を感じてきたところであります。
 そして、こうした国際社会へ働きかけていくこと、これはもちろん大事なことですが、何といっても大事なのは、我が国自身の取組であるということ、これは忘れてはならないと肝に銘じております。
 北朝鮮に対して引き続き日朝平壌宣言に基づいて、拉致、そして核やミサイルといった諸懸案の解決を迫り、そして、こうした諸懸案を包括的に解決した上で、国交正常化に向けて努力していく、この基本方針を今一度しっかり確認した上で、我が国の努力を続けていかなければならない、このように思っています。
 拉致問題、これは時間的制限のある重要な人権問題であるという認識、これを世界と共有していかなければなりません。そしてその際に、国民の皆様の声、拉致被害者の方々の一日も早い帰国を願う、強い声や思い、これが何よりの後押しになると感じております。先ほど地村さんの方から啓発活動についてお話がありました。また、小浜市においては、拉致問題啓発講座、こうしたものを実施されているというお話も聞いております。こうした取組は、大変心強く思っておりますし、心から感謝申し上げながら、なお一層政府においても、先ほど言いました自らの取組、また若年層への啓発、こうしたものに力を入れていきたいと思っております。
 今日、担当している官房長官も同席してもらっていますが、政府として最重要課題としてしっかり取り組む。そして、御指摘のように、私自身が条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン)委員長と直接向き合う決意や覚悟、これは再三申し上げているとおりであり、そうした思いを大事にしながら、しっかりこれからもあらゆるチャンスをものにするべく努力を続けていきたいと思っておりますので、是非、引き続きましての様々な御指導やアドバイスを頂ければと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
 改めて、皆様方のこうした御協力に心から感謝申し上げます。誠にありがとうございます。」

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