2025年日本国際博覧会起工式

更新日:令和5年4月13日 総理の一日

 令和5年4月13日、岸田総理は、2025年日本国際博覧会起工式に出席しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「本日は、開幕まで2年という節目を迎えるに当たり、秋篠宮皇嗣殿下に、2025年日本国際博覧会の名誉総裁に御就任いただくこととなりました。この慶事を皆様に御報告できますことは、大きな喜びです。この慶(よろこ)びの日に、2025年日本国際博覧会会場の起工の運びとなりましたこと、誠におめでとうございます。
 我が国最初の万博となった、1970年、大阪万博。太陽の塔や月の石が日本全国にもたらした高揚感を、まるで昨日のことのように覚えている方も多いことでしょう。世界中に日本の発展を力強く示し、日本の科学技術の進歩、そして経済成長の起爆剤となる、正に歴史的なイベントでした。
 そして来る2025年。再びこの大阪の地で、万博が開催されます。
 今回のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」です。新型コロナ、そして、地政学的な変動や世界エネルギー危機。正に時代を画するような出来事が続く中、いのちについて向き合う万博に、大きな期待が寄せられています。
 日本全国、そして、世界から、多くの人にお越しいただき、1970年の万博を超える、新世紀の万博にしていきたい。機運を一層高めるべく、この2年間、全力で取り組んでいきます。その一環として、万博を記念した貨幣のシリーズを発行することといたしました。まずは、今年は、ここ夢洲(ゆめしま)の万博会場とロゴマークをデザインした銀貨を発行します。
 引き続き、大阪・関西万博の成功に向けて、関係自治体や経済界と連携し、政府一丸となって準備や機運醸成を進めてまいります。
 大阪・関西万博が、未来社会への希望をもたらすものとなることを、心より祈念して、私からのお祝いの言葉とさせていただきます。」

 

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