政府与党連絡会議

更新日:令和5年5月15日 総理の一日

 令和5年5月15日、岸田総理は、総理大臣官邸で政府与党連絡会議に出席しました。

 総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。

「政府与党連絡会議に今日も御協力いただきまして誠にありがとうございます。
 連休中の5日、石川県能登地方を震源とする最大震度6強の地震があり、その後も、千葉県南部、北海道日高地方などを震源とする地震が相次いで発生いたしました。被害を受けた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
 発生直後から、被災者の救命・救助や被害状況の把握を迅速に行っており、引き続き、地元とも緊密に連携しながら、警戒感を持って対応してまいります。
 先週8日から、新型コロナをインフルエンザと同じ5類感染症に移行しました。
 ウイルスとの戦いに最前線で奮闘された、医療・介護・福祉関係者の皆様、感染防止対策や営業自粛に御協力いただいてきた、飲食店や宿泊・サービス業を始めとする事業者の皆様、そして、大切な方々を守るために、最大限の努力をしてくださった国民の皆様、お一人お一人に、心から敬意を表するとともに、御礼を申し上げます。
 引き続き備えを万全にしながら、経済再生に向けて、賃上げ、インバウンド、国内投資促進、そして新しい資本主義を力強く前に進め、日本経済を一段高い成長経路に乗せていきます。
 外交については、アフリカ諸国に続き、韓国を訪問いたしました。与党幹部による議員外交も相次いでおり、今後更に弾みがつくことを期待しております。
 いよいよ今週金曜日から、G7広島サミットが開幕し、世界のリーダーたちが広島に集います。国際社会がロシアによるウクライナ侵略に直面し、歴史的な転換期にある中、広島の地から、力による一方的な現状変更の試みや、ロシアが行っているような核兵器の威嚇、ましてや、その使用はあってはならないものとして断固として拒否し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くとのG7の強い意志を、力強く世界に示したいと思っております。また、18日にバイデン大統領と日米首脳会談を行うほか、各国首脳と積極的に2国間会談等を実施いたします。広島サミットを歴史に残るサミットとして成功に導くべく、全力で臨む考えです。
 また、諸般の事情が許せば、来週23日から豪州を訪問し、24日に予定される日米豪印首脳会合に出席いたします。本会合においても、インド太平洋地域で基本的価値を共有する4か国の首脳同士で、幅広い分野で協力を具体化し、国際情勢や地域情勢について率直に意見を交わしたいと考えております。
 国会においては、重要法案の審議が続いております。LGBT理解増進法案についても、国会提出に向けて議論が進んでいます。
 政府として、緊張感を持って国会審議に臨み、丁寧な説明を尽くしてまいります。与党の皆様におかれましては、引き続き、御理解・御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」

これまでの総理の一日