ひろしまラウンドテーブル2021における岸田総理ビデオメッセージ

令和3年12月22日
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 御列席の皆様、日本国内閣総理大臣の岸田文雄です。
 本日、ひろしまラウンドテーブル2021が開催されることに、心からお祝い申し上げます。
 核軍縮は、私自身、強い思いでライフワークとして取り組んできた、大きく、そして難しい挑戦です。私は、被爆地広島出身の総理大臣として、核兵器のない世界に一歩でも近づくために、全力で取り組んでまいります。
 次回NPT(核兵器不拡散条約)運用検討会議まであと2週間を切りました。
 今度こそ、実質的な前進となる合意文書が採択されなければなりません。我が国は、意義ある成果が得られるよう、私自身の首脳外交も活用し、関係国と緊密に連携して全力を尽くしてまいります。
 同時に、我が国は、核兵器国も巻き込みながら、核軍縮を少しでも前進させるべく、CTBT(包括的核実験禁止条約)やFMCT(核兵器用核分裂性物質生産禁止条約)といった効果的な核軍縮措置の着実な進展や、核戦力に関する透明性の向上などの取組で、積極的な役割を果たしてまいります。
 核軍縮を実際に進めるために重要なのは、厳しい安全保障環境という現実と核兵器のない世界という理想を、どのように両立させ、現実から理想に向けて、どのような道筋を描いていくかということです。
 本日のひろしまラウンドテーブルでは、そうした核兵器のない世界に向けた道筋について活発な議論が行われることを、心から期待し、私からの挨拶とさせていただきます。
 ありがとうございました。