日・フィンランド共催イベント「デジタル化の社会的インパクト~Beyond 5Gの社会に向けて~」 岸田内閣総理大臣ビデオメッセージ

更新日:令和4年5月11日 総理の指示・談話など

 日本国内閣総理大臣の岸田文雄です。
 本日は、サンナ・マリン・フィンランド首相御列席の下、「デジタル化の社会的インパクト~Beyond 5Gの推進に向けて~」に御参加いただき、ありがとうございます。
 我が国とフィンランド共和国は、2019年に外交関係樹立100周年を迎えるなど、長年にわたり、「日本から最も近い欧州」として、極めて良好な二国間関係を有しています。
 今般、世界情勢が刻々と変化する中、サンナ・マリン首相の訪日が実現し、これを機に、二国間関係の一層の強化につながることを期待しています。
 さて、岸田内閣では、新しい資本主義の実現に向け、成長戦略に取り組んでいますが、特にデジタルは、社会課題を解決するとともに、今後の我が国の経済成長を生み出していくエンジンであると考えています。
 こうした観点から、全国におけるデジタルインフラの整備、デジタルの実装を通じた地方の課題解決、オープンで信頼性のある5G網の海外展開などに取り組んでいるところです。
 また、社会課題を成長のエンジンへと押し上げていくためには、科学技術・イノベーションの力が必要です。中でも、次世代通信ネットワークであるBeyond 5Gは、将来の我が国の産業・社会活動の基盤となるものであり、その早期かつ円滑な導入に向け、光電(こうでん)融合技術などの革新的な技術開発を推進しています。
 さらに、Beyond 5Gは、民主主義の根幹といえる権利の保護と密接に関わること、今後、標準化に向けた国際機関での議論が見込まれていることから、有志国との連携がますます重要になってきます。
 我が国とフィンランドは、1987年の首脳会談以降、長年にわたり、科学技術分野での相互の協力について議論を重ねてきました。昨年は、両国の産学官のプロジェクト間で覚え書きが締結され、Beyond 5Gの推進に向けた連携が深まったところです。本日のイベントを契機として、さらなる二国間の連携を進めてまいります。
 我が国は、来年、G7の議長国を務めます。デジタル分野を始めとする様々な分野において、我が国がリーダーシップを発揮し、世界の平和と成長に向けて邁進(まいしん)してまいります。御清聴ありがとうございました。

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