英国訪問(2)

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 令和8年6月14日(現地時間)、英国のロンドンを訪問している高市総理は、ビジネス・ラウンドテーブル及び署名式に出席しました。最後にビジネスレセプションに出席しました。

 高市総理は、ビジネス・ラウンドテーブルで次のように述べました。

(高市総理)
 日英両国のビジネスリーダーの皆様、本日は御一緒いただきありがとうございます
 先ほどの日英首脳会談では、明日から始まるG7サミットも念頭に、現下の国際情勢について、かなり戦略的な議論を行いました。
 中でも、ホルムズ海峡については自由で安全な航行の確保を含む、イラン情勢の早期の事態沈静化というのは、日英両国、そして国際社会の喫緊の課題です。これからも緊密に意思疎通をして、共に、必要な外交努力を粘り強く行っていくということです。
 安全保障協力は、強固な日英関係の基盤です。特に、両国の安全保障協力の要であるグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)ですけれども、今日はキアからとてもいい話がありました。これは更に加速していける環境が整ったということで歓迎をしています。さらに、サイバー分野、防衛産業分野などでも協力を更に推進するということで一致をしました。
 それから、日英両国は、世界をリードする経済・技術大国ですから、経済面での連携、これも重要です。本日は、産業革命の始まりの地であるこの英国においてですね、今世紀の先端技術革命を日英で牽引するということで、「フロンティア・テック・パートナーシップ」を発出いたします。科学技術分野においても、キアと共に一層の協力促進を図っていきます。
 このビジネスラウンドテーブルは、こうした両国政府の取組とも呼応する形で、両国の企業間で具体的な連携が進んでいるということを示す、象徴な場であると言えます。両国の戦略的な協力の結晶として、洋上風力や原子力、フュージョンエナジーなどを含むエネルギーやイノベーション、AI(人工知能)・半導体、サイバーセキュリティを含めて、多くの重要分野で成果が具体化しているということを喜んでいます。
 また、優れた力を持つ両国の企業による協力というのは、日英両国の雇用創出と経済成長だけではなくて、国際社会の繁栄も牽引することができます。そう私は確信してます。
 今回のラウンドテーブルのテーマである「経済安全保障」、ものすごくこれ大事です。経済成長と車の両輪を成すものですから。私は先般「進化したFOIP」を発表しました。 FOIPというのは「自由で開かれたインド太平洋」、ちょうど今年で10年目になるんですけれども、その重要な要素として経済安全保障、とにかくそれぞれの国が自律する、強靱(きょうじん)になっていくと、共に強く豊かになっていく、こういった概念を発表してこれから進めていきますが、本日、「経済安全保障協力に関する日英共同宣言」を発出いたします。この文書を、経済安全保障分野におけるこれからの日英協力の戦略的な指針として、更に、エネルギー安全保障や重要鉱物のサプライチェーン強靱化などの分野でG7の議論を私たちがリードしていきます。キアと一緒にリードをしていきます。
 今やもう日英両国っていうのは、国際社会の平和と安定に共に貢献するという確固とした意思を持っていて、安全保障分野だけではなくて先駆的な協力を進めている非常に重要な同志国です。私は言わばもう「準同盟国」と呼べるレベルだと考えています。キアと一緒にこの日英関係は更なる高みに引き上げます。そして2023年に発出した、私の前の前の総理である岸田総理が発表された「広島アコード」これを基礎にですね、更にアップグレードしていきたいと思ってます。
 これからも官民でタッグを組んでですね、日英関係、新たな次元に踏み出していきましょう。とにかく共に、強く豊かになってまいりましょう。ありがとうございました。

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