全国信用金庫大会

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 令和8年6月24日、高市総理は、都内で開催された全国信用金庫大会に出席しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

(高市総理)
 皆様こんにちは。内閣総理大臣の高市早苗です。本日は、全国信用金庫大会にお招きを賜り、誠にありがとうございます。大盛会で、心よりお慶びを申し上げます。信用金庫の皆様におかれましては、日頃より日本の各地域の発展のために御尽力をいただき、改めて敬意を表し、感謝を申し上げます。
 今般の中東情勢への影響のほか、人口減少等の構造的な変化、また人手不足など、とりわけ地域の事業者の皆様は厳しい経営環境にあることだと思います。そうした中、全国の信用金庫約10万人の役職員の皆様お一人お一人が、会員の方々に寄り添って地域を支えていただいております。引き続き信用金庫の皆様には、より一層の御支援をお願い申し上げます。
 さて、私は就任以来、日本列島を強く豊かに、そう訴えてまいりました。これは47都道府県どこに住んでいても、安全に生活をすることができる、必要な医療・福祉や、質の高い教育を受けることができる、そして働く場所がちゃんとある。これが私の内閣の目指す日本の姿でございます。そのために何より重要なのは、強い地域経済の構築であります。政府としましても、強い経済を実現するための政策を進めてまいりました。
 昨年末、経済対策を打ち出しました。この柱の一つである物価高への対応におきましては、中小企業・小規模事業者を始めとする賃上げ環境の整備ですとか、価格転嫁の徹底、取引適正化の推進に加えまして、信用金庫の皆様も含めた地域金融機関などの御協力をいただきながら、事業承継やM&A支援、また伴走支援体制の協力を強化、これを通じまして中小企業などの稼ぐ力を強化するということで、今も取組を進めております。
 さらに足元では、日本成長戦略や地域未来戦略の策定に向けて、議論を重ねています。今日の夕方も会議がありますが、近々これを公表する予定でございます。特に地域未来戦略におきましては、大小の産業クラスターを戦略的に形成することによりまして、地域での投資を促進する、働く場所を創る、それを支える人材育成を併せて行うエコシステムを生み出してまいります。このため、政府としましては、当初予算で大胆かつ計画的に措置することを前提とした、予見可能性の高い予算措置の下で、国と地方自治体が二人三脚で日本列島に産業クラスターの花を咲かせてまいります。
 これまでどっちかといえば、補正予算頼みと補正でつくかもしれない、こういった予算の編成の仕方が多かったですが、補正予算というのは編成されるかどうかもわからない、いつの時期にそれが編成されるか、可決するかわからないですよね。必要なものはしっかりと当初に積む、予見可能性を持っていただく、これは地方自治体だけじゃなくて各事業者の皆様に対しても必要なことだと思いましたので、来年度予算から組み方をガラッと変えさせていただきます。
 いま申し上げた地域未来戦略を加速させるためには、地域における金融の力、これが不可欠でございます。官民連携による17の戦略分野等への成長投資を強力に促進するということとともに、日本企業の事業再構築・再編を支える資金の好循環を創出して、日本経済の成長と国民の皆様の豊かさの向上につなげていく。そのために、資産運用立国の取組をさらに発展させた、新しい金融戦略を策定いたします。具体的には、新しい金融戦略におきまして地域金融機関が地域経済の要、正に地域企業のメインバンクとして地域企業の価値向上と、地域課題の解決に貢献できるようにするための地域金融力の強化策ですとか、銀行や信用金庫等の資金供給・成長支援機能の強化に資する規制緩和策などを、しっかりと推し進めてまいります。
 こうした中で、地域を支えてくださっている信用金庫の皆様には、大きな期待が寄せられています。皆様におかれましては、皆様がお持ちの生きた経済に関する知見、そして全国信用金庫協会や信金中央金庫が支える信用金庫同士の全国規模のつながり、これを存分にいかしていただきながら強い地域経済の実現に向けて、これまで以上にそれぞれ地域を盛り上げていただきたいと思っております。
 例年のこの会でございますが、男性の内閣総理大臣と男性の財務大臣が伺っておりましたが、今日はちょっとこわめの女性二人がですね並んでおります。ちょびっと景色が変わったかなと思っております。この後、片山大臣から少し詳しい話があるかと思います。結びになりますけれども、皆様の今後のますますの御活躍を心よりお祈り申し上げます。今日は誠にありがとうございました。

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