原子力関係閣僚会議

    • 動画が再生できない方は こちら (政府広報オンライン)
    • 動画ファイルは

 令和8年7月31日、高市総理は、総理大臣官邸で第14回原子力関係閣僚会議に出席しました。

 会議では、今後の原子力政策について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

(高市総理)
 お疲れ様でございます。中東情勢も踏まえた、特定の地域に依存しない「エネルギーの確保」、また、AIなどで増大する電力需要を賄う「安定供給」は、我が国の成長に不可欠でございます。
 「エネルギー安全保障」と「脱炭素」に寄与する「原子力を最大限活用」するべく、本日、『行動指針』を決定しました。
 今回、2040年代までに「2基から5基」、2050年代までに「11基から14基」の原子力発電所の建て替えが必要との「見通し」が示されました。
 こうした見通しの下、「原子力発電への投資」を確実に進めるべく、高市内閣として、原子力政策を前に進めていきます。
 まず、安全性の高い「次世代革新炉」を早期に導入するため、3つの取組を進めます。
 第一に、事業者の「予見性」を高め、「研究開発」や「投資判断」を加速する措置を具体化します。
 このため、「NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)」の役割を「脱炭素エネルギー全般に拡大」し、「原子力やフュージョンエネルギーの研究開発」への「資金供給機能」を抜本強化いたします。
 第二に、海外でプロジェクトが進む「SMR(小型モジュール炉)の国内導入」を実現すべく、「我が国企業の開発を加速」するとともに、安全性研究の推進など、「JAEA(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)の機能を強化」いたします。
 第三に、「産業基盤を強靱(きょうじん)化」するため、原子力部材企業の「製造能力の強化」を支援するとともに、「人材育成に向けたロードマップ」を作成し、産学官が連携して原子力人材の育成を強化します。
 また、「最終処分」につきましても、『基本方針』を改定し、各調査の性格に応じて、調査を受け入れていただく自治体の負担軽減を進めます。
 原子力の大前提である「安全性確保」について、原子力規制委員会から、
 ①サイトの地震などの基準適合性を事前確認するなどの「審査の合理化」や、
 ②「六ヶ所再処理工場」の竣工を見据えた、査察等に対応する「独立行政法人」の設置、
 などの、「制度見直し」の御説明がありました。
 こうした取組を支えるため、「規制の体制強化」を進めます。
 赤澤大臣、松本大臣、石原大臣及び関係大臣は、本日示した取組を速やかに進めてください。
 また、赤澤大臣は、本日の内容を、8月末までに取りまとめる「エネルギー需給構造強靱化パッケージ」に盛り込んでいただきますよう、お願いいたします。以上です。

新着記事