令和8年7月31日、高市総理は、総理大臣官邸で第1回熱中症対策に関する関係閣僚会議に出席しました。
会議では、酷暑を乗り切るための熱中症対策について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
(高市総理)
お疲れ様です。本日、高市内閣として『熱中症対策に関する関係閣僚会議』を設置しました。この夏の連日の「酷暑日」観測の状況を受けて、今般、『酷暑を乗り切るための熱中症対策』を取りまとめました。
この中で、特に熱中症の重篤化が懸念される高齢者、子供、労働者の皆様を守る取組を充実していきます。
対策の実効性を高めるために、熱中症対策の人員・体制の強化や、予算の十分な確保に直ちに着手してください。
特に、以下の3点について指示をいたします。
(1) 石原環境大臣におかれては、国の「熱中症対策推進事業」を拡充し、室内の気温に応じてエアコンを自動的に起動するシステムなど、新しい技術の積極的な活用・普及に向けて、技術を使っていただく利用者の拡大、「クーリングシェルター」の指定促進を含めた自治体との連携、優良事例の発信を進め、高齢者の方々を中心とした熱中症の防止対策を強化してください。
(2)松本文部科学大臣におかれては、学校体育館等のエアコン設置率について、現状「2035年までに100パーセント」というの目標ですが、これを前倒しできるよう、林総務大臣とも連携し、自治体への働きかけを強化するなど、取組を加速してください。
(3)あかま内閣府防災担当大臣においては、「令和8年熊本地震」への対応はもちろんのことですが、避難所における冷房機器や電源車の確保を支援し、良好な避難環境の確保の取組を強化してください。
そして、国民の皆様におかれましては、この厳しい暑さから命と健康を守るため、熱中症の予防行動を徹底していただきますようお願い申し上げます。
特に、御高齢の方は、体感では暑さを感じにくいことから、「熱中症警戒アラート」が発表された際には、
・こまめな水分や塩分の補給、
・命を守るための積極的なエアコンの使用、
・全国2万7,000か所を超える「クーリングシェルター」の利用をお願い申し上げます。
また、地域におきましても、御家族のみならず、地域の福祉関係者を含めて、御高齢の方への見守りや声かけをお願いいたします。
政府としても、エアコンの使用が増加する7月から9月の期間に、標準的な御家庭では3か月で5千円程度の負担軽減につながる「電気・ガス料金支援」を行っています。
とにかく、国民の皆様の命を守るため、政府一体となって、熱中症対策に万全を期してまいりましょう。以上です。