令和7年度防衛医科大学校卒業式 高市内閣総理大臣ビデオメッセージ
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内閣総理大臣の高市早苗です。
本日、防衛医科大学校の卒業式を執り行うに当たり、内閣総理大臣として、卒業生の皆さんに対し、心からお祝いを申し上げたいと思います。
医学科第47期、看護学科第9期の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
皆さんは、医師・看護師としての専門知識と技術を磨き、幹部自衛官・技官としての資質を養うため、昼夜を問わず努力を重ねてこられました。仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しながら、厳しい訓練や学業の困難を乗り越え、今日ここに立つ皆さんの姿は、日本の未来を担う人材そのものです。
我が国が戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面している中、各種事態への対処のため、戦傷医療への対応力の強化が求められています。自然災害や感染症などに際しても、医療の最前線で活躍する皆さんの存在は、国民の皆様にとって大きな安心となります。
皆さんの先輩方は、国内外の災害対応や感染症対策、国際協力活動など、様々な現場で活躍しています。政府機能の中枢たる総理官邸においても、皆さんの先輩方が万一に備えた態勢を日々とって下さっていますし、私の外国訪問時には、政府専用機に同乗して対応して下さっています。
皆さんも、これから様々な現場で職務に従事し、困難な任務に直面することがあるでしょう。しかし、どんな状況でも、国民の皆様の命と平和な暮らしを守り抜くという使命感を胸に、勇気を持って進んでください。
そして、先輩方が築いてきた伝統と誇りを受け継ぎ、さらに発展させ、強い覚悟と責任感を持って、新たな時代を切り拓(ひら)いていくことを期待しています。
御家族の皆様、この佳(よ)き日を迎えられ、心よりお祝い申し上げます。防衛医科大学校で学ぶという選択は、単なる医療人としてでの道ではなく、我が国の防衛力を担う自衛隊員の健康を守り、生命を救うとともに、国民の皆様の命や暮らしを守り抜くという、極めて重い責任を担う道です。これまでの支えと励ましが、今日の立派な姿を育んでくださいました。深く感謝申し上げます。
結びになりますが、福島学校長を始め教職員の皆さん、そして防衛医科大学校を支えて下さった関係者の皆様にも、心より御礼申し上げます。皆様の御尽力が、優れた人材の育成につながっています。
卒業生の今後の活躍と防衛医科大学校の一層の発展をお祈りいたします。