
(こども家庭庁提供)
11月は、「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」の期間です。
全国の児童相談所が対応した児童虐待相談の件数は依然として多く、令和6年度には約223,000件に達しており、子供の命が奪われる痛ましい事件も後を絶ちません。児童虐待の防止は、社会全体で取り組むべき重要な課題です。
政府としては、専門的な支援を必要とする事案への対応を行うため、児童相談所の体制強化に、不断に取り組んでいます。また、身近な地域で子育て家庭を支援する体制の強化にも力を入れており、妊娠・出産・乳幼児の成長発達などに関する不安についての相談・助言、子育てをサポートする訪問支援などを包括的に行う「こども家庭センター」の設置率は、全国の市区町村の約86%に及んでいます。
こうした取組に加え、児童虐待の未然防止や早期発見のためには、国民の皆様お一人お一人の力が不可欠です。子供や保護者の様子から、「虐待かもしれない」と気付いた時には、全国どこからでも児童相談所につながる虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」にお電話ください。ためらわずにご連絡いただくことが、目の前の子供の大切な命を守ることにつながるかもしれません。
一方で、親子関係や子育てに、悩みや困難を抱えている子供や保護者の皆さまもいらっしゃると思います。そんな時は、身近な地域の子育てひろばの相談員などに、小さなことでもご相談ください。また、手軽にスマートフォンで相談できる「親子のための相談LINE」や児童相談所の相談対応ダイヤル「0120-189-783(いちはやく・おなやみを)」も開設していますので、遠慮なくご活用いただけたらと思います。
社会全体で子供の命を守り、子育てを支えていくため、国民の皆様のご協力をお願い申し上げます。