平成24年12月27日副大臣及び大臣政務官の決定
平成24年12月27日、本日の閣議において第2次安倍内閣の副大臣及び大臣政務官が決定しました。
安倍総理は、総理大臣官邸に参集した25人の副大臣とともに宮中における認証式に出席後、官邸に戻り、菅官房長官らとともに記念撮影を行い、初副大臣会議に出席しました。
引き続き、官邸に参集した27人の大臣政務官に対して辞令交付を行った後、記念撮影を行い、初大臣政務官会合に出席しました。
安倍総理は、それぞれの会議で、次のように述べました。
「この3年余りの間、間違った政治主導による政治の混乱のため、内政・外政両面において、迷走を続け、遅れる復興、長引くデフレ、日米同盟の弱体化など、数々の危機的な状況を招くこととなりました。
安倍内閣としては、この危機的状況を突破して、「誇りある日本」を取り戻していくため、お手元にお配りいたしましたとおり、基本方針を定めました。
まず何よりも東日本大震災からの復興を加速します。特に、福島の再生を国の責任において実現します。その上で、経済の再生に取り組みます。デフレと円高から脱却し、日本経済を再生します。そして、外交・安全保障の再生を図ります。信頼のある日米同盟関係を取り戻し、「国益を守る、主張する外交」を展開します。次に教育の再生です。世界トップレベルの学力と規範意識、歴史や文化を尊重する態度を育みます。そして、暮らしの再生です。持続可能な社会保障制度の確立を目指します。また、国土強靭化の推進や、危機管理対応にも万全を期します。
また、こうした危機を突破していくためには、各府省の公務員諸君に持てる力を存分に発揮してもらう必要があります。政と官の関係においても、それぞれの役割分担と責任を明確にし、相互の信頼関係に基づく真の政治主導によって「新しい日本」の国づくりを進めたいと思います。」