パシフィック・ビジョン21東京会合

平成27年5月9日
挨拶する安倍総理1 挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理2 挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理2

 平成27年5月9日、安倍総理は都内のホテルで開催された「パシフィック・ビジョン21東京会合」に出席しました。

 総理は、冒頭の挨拶の中で次のように述べました。

 「本日は、パシフィック・ビジョン21の昼食会にお招きいただきまして、ありがとうございます。
 日米両国共同議長を務めておられます、ハスタート元下院議長、そしてダシュル元上院院内総務、福田元総理、そして御手洗経団連名誉会長を始め、各参加者の皆様がパシフィック・ビジョン21の開催に尽力をしておられますことに、敬意と感謝を表したいと思います。
 先週、私は、日本の総理大臣としては小泉総理以来9年ぶりに、米国を公式訪問することができました。今回の訪問におきましては、ワシントンD.C.以外に、ボストン、そしてサンフランシスコ、ロサンゼルスを訪問いたしました。もしまた機会があれば、次回は中西部、あるいはまた西部にも訪問させていただきたい。そのためには、長く総理大臣を務めることが大切だと思っております。
 オバマ大統領には、ホワイトハウスで歓迎行事、そしてまた首脳会談、共同記者会見、公式晩餐会を催していただきました。大変感銘深い旅となりました。首脳会談におきましては、大変率直な意見交換を行うことができたと思います。首脳会談の中におきましては、戦後70年の日米同盟の歩みの上に立って、共同ビジョン声明を発出し、世界の平和と繁栄を共に創り上げていく決意をオバマ大統領と確認し合いました。ここから、新たな日米関係の時代がスタートした。70年後にもそう思っていただけるような、そういう会談となったのではないかと思います。
 そして翌日、米国の上下両院合同会議で、日本の総理大臣としては初めて演説を行いました。前日、素晴らしい晩餐会が開催されたのでございますが、翌日がこの演説でございましたので、十分にお酒を楽しむことはできませんでした。演説を通じまして、私は日米両国が戦後和解を達成し、今や自由、民主主義、基本的人権、そして法の支配といった、基本的価値にもとづく揺るぎない同盟で結ばれているということ、アジア太平洋の平和と安定と繁栄を確保していく上で、日米同盟が今後とも指導的な役割を果たしていくこと、21世紀において、世界が直面するテロ、PKO、感染症、そして気候変動などの諸課題に対し、日米両国が希望の同盟として、手を携えて取り組み、世界をより良い場所にしていく、そのことを内外に対してアピールすることができたと思います。本日も議会に籍を置かれた皆様がいらっしゃいますが、米国議会の良き伝統に感謝したいと思います。
 私は日本の議会では、何回も演説をしておりますが、この2年半、与党側からしか拍手をいただいたことがありません。米国で初めて、満場の拍手をいただくという、大変な光栄に浴したことは、生涯忘れることができないのではないかと、また日本の総理大臣として大変名誉なことであったと思います。
 パシフィック・ビジョン21は昨年12月にワシントンD.C.で第1回目が開催されました。そして今回は日本にて初めて開催されることになります。昨日は甘利大臣が来られて話をされたと思います。日米においては、TPP交渉においては、正に最終的な出口が見えてきたところにございます。経済においても、日米が協力して、発展していくアジア太平洋地域にしっかりとしたルールを作り、人と物と、そして資本が自由に飛び交う、発展していく自由な経済圏を創っていきたいと思います。そして安全保障においては、新ガイドラインの下、日米が協力をしてしっかりと地域の平和と安定に貢献していきたいと思います。
 そうした状況の中で、皆様方が一堂に会して、極めて意義深い議論をされていくことを期待しております。委員の皆様方の深い知見、大所高所からの議論、そして日米の素晴らしい友好協力関係を次世代に引き継がんとする精神は、日米関係に新たなインスピレーションを与えてくれると思います。委員の皆様方から、21世紀における日米の希望の同盟に対し、有益な助言をいただけることを確信をいたしまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。」

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